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伊東side
「‥‥‥ここは」
「土方そうか‥‥‥僕はついに土方にかっ‥‥‥‥!!うわぁぁぁ!!!」
「や‥‥やめてくれ」
やめてくれ僕はこんな所で死ぬ男じゃないやめてくれぼくはもっとできるおとこなんだもっと‥‥‥
もっと‥‥‥
僕を1人にしないでくれ
隣にいてくれ
僕の隣で
この手を‥‥
握ってくれ‥‥
ガシイ!
「近藤!?‥‥‥な‥‥何をしている君は‥‥今‥‥なにをしているか‥‥分かっているのか僕は君を‥‥殺そうとした裏切り者‥‥謀反を起こされるのは大将の罪だ」
近藤「無能な大将に着けば兵は命を失うこれを着るのは罪じゃねぇ‥‥すまねぇ‥‥あんたの上にたつにはたらねぇ大将だった元々がらじゃねーんだよ大将なんて俺ァ、あんたの方がよっぽど大将に向いてらァ、おれはたいしがしんでいくのをだまってみてるなんざできねえよ、死兵のんて割り切ることは出来ねぇやっぱり先生俺ァ‥‥兵隊なんかじゃねぇただかたつきあわせてさけをくみかわす友達としてアンタにいてほしかったんだまだまだ沢山アンタに色んなことお刺しえて欲しかったんだ先生‥‥」
僕が1人なのは僕のせいじゃない
僕は悪くない
無能だから奴らが無能だから‥‥
いつの間にか忘れていた
僕が本当に欲しかったもの‥‥
ガガガガガ!!
近藤「ぬおおおお!!!」
地位や名誉
武功でも才能でも
自分を認めてくれる理解者でもない
土方「何してやがる!さっさとにげやがれエエエ!!」
僕の欲しかったものはもう
とっくの昔にあった
近藤「先生エエエ」
正面から受け止めてくれる仲間
正面から僕を見、ぶつかってくる仲間
土方「おおおおおお!」
パシ
伊東「土方くん君に言いたいことがひとつあったんだ」
土方「奇遇だな俺もだ」
「「僕は/俺は君/お前が嫌いだいずれ殺してやるだから‥‥こんな所で死ぬな」
僕の欲しかった絆はもうずっと前からつながっていた
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作者名:三日月 x他2人 | 作成日時:2018年9月28日 20時