俺の心にクリティカルヒット【松野千冬】【龍宮寺堅】

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Tkmt side


ー8月3日空いてる?

ヒナに祭りに誘われた

ナオト、こんくらいの息抜きしてもいいよな?


タ「ドラケンくんAちゃんと行かないんすね」

ドラケンくんはAちゃんのことが好きなのに

なんで祭りはエマちゃんなんだろう

ド「あいつ毎年祭りは場地って決まってんだよ」

タ「場地?」

ド「あー、壱番隊隊長、Aの幼馴染みだ」

タ「そうなんすね、もしかして…ライバルってやつですか」

にやにやしながら聞くとおもいっきりガン飛ばされた

こえぇ

ド「ア?場地はそんなんじゃねーよ、それはまた別」

別…ってことは他にも

Aちゃんのことが好きな人はいるんだな

Aちゃんってすげぇな、まぁかわいいもんな


ヒ「タケミチくん、聞いてる!?」

タ「え!?あ、ごめんヒナ」

ヒ「変なこと考えてたんでしょ、エマちゃん達行っちゃたよ」

タ「ヤベッ、俺らも行こう」

焦る俺の隣で

エマちゃんうまく行くといいなぁと呟くヒナ

そっか、エマちゃんはドラケンくんのことが好きなんだった

あれ、俺どっち応援すりゃいいんだ!?

そんなことを考えながらドラケンくん達に追い付くと

エマちゃんは誰かを指差し話しかけた

エ「Aかわいい超似合ってる!」

話しかけたのは浴衣姿のAちゃんと金髪のやつだった

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