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ストーリー59 ページ9

「おい黄瀬え!!まじかよお前!!」

「うっそーー!!涼太って、Aちゃんがすきだったのーーー!!!?」



黄「げっ…」



そういえば、ここは文化祭準備真っ只中の校舎の廊下。


こんなところでこんな話をしてて、目立たないはずがなかったのです。




あ「……((かぁぁぁぁぁっ//」



顔がみるみる赤くなっていってることが自分でも分かった。



は、恥ずかしいっ…。



黄「Aっち!逃げるっすよ!!」



そう言って

黄瀬くんは、ワタワタしている私の腕を掴んで走り出した。




「きゃっーーー!!!!」

「ヒューヒューー!!」



なんて、後ろからたくさんの人の声が聞こえたけど、黄瀬くんはそれを一切無視して、走り続けた。






〜〜〜


黄「ごめん…。言う場所完全にミスったっすよね、おれ…」



とりあえず人のいないところへ移動した私たち。



今頃、どんな噂になっているのやら。

想像しただけでもう大変です。



あ「だ、大丈夫だよっ。そんなに落ち込まないでっ」



だけど、さっきの言葉は素直に嬉しかったし、あれを言った黄瀬くんの気持ちを思うと、責めようなんて微塵も思わない。



黄「……俺のせいでこんなことになって、言える立場じゃないってことは分かってるっすけど…、



もし、なんかあったら、俺に言ってくださいっす」





あ「……え、っと…」



そんな事して、いいのかな…。


だって、私は……





黄「………」





ぐいっ。


なんて、私が考えてると、黄瀬くんが私の腰をグッと引き寄せて…




黄「余計なこと、考えないで。



……俺のこと、好きになれよ」




鼻と鼻がくっつきそうなくらいの距離でそう言った黄瀬くん。




あ「えっ、ちょっ…あのっ!」

黄「逃げるのダメっす」


離れようとするけど、黄瀬くんががっちりホールドしてて、とても逃げられそうにない。


黄「もう、手加減しないから」


ちゅっ。


あ「ひぁああ!」


ほっぺたに、なんだか柔らかい感触を感じた。



どど、どどどどうしようっ。




黄瀬くんはこんなの全然慣れてて日常茶飯事なのかもしれないけど、




庶民の私には、こんな高度なこと、とてもじゃないけど耐えられないよっ…。

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うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年9月10日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
14がすき(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 大変遅くなってしまい申し訳ございません。だいぶ離れてしまっていたんですが、頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます!よろしければこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年9月9日 22時) (レス) id: c8accdc037 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月30日 16時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - 笠松先輩イケメンですね!楽しみにしてます。頑張ってください (2017年7月15日 22時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:14がすき | 作成日時:2017年5月17日 22時

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