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ストーリー85 ページ35

一緒だよ、私の好きも、ゆきちゃんの好きと…。


あ「私だって……っ!」

「笠松!!!」



…っ!?




私の言葉は、とても聞き覚えのある声によって遮られた。


笠「鈴村…。」

鈴「やばいよあんた!さっきの劇見た後輩の女子たちがなんかメロメロになっちゃってあんたに会わせろ会わせろって……、あ、Aちゃん!?」


どうやら鈴村さんは私に気づいてなかったようで…


鈴「ご、ごめん、お取り込み中だった…?」

あ「あ、いえ、その、……」

笠「絶賛お取り込み中だったわばかやろう。」

鈴「……え、ご、ごめ……」

笠「A。」


ゆきちゃんが真剣な顔でこっちを見る。


笠「とりあえず今はちょっと対処しに行ってくる。

あとでちゃんと聞かせろ。絶対だぞ。」


そう言ってゆきちゃんは鈴村さんと一緒に行ってしまった。



………ていうか、まってまってまって!!?


え、ゆき、ちゃん……?


『お前が好きだからだ。』


…………っ!!!??


ゆきちゃんも、わたしのことが、すき………?



どうしようどうしよう!!心臓がバクバクだよ!



小「あれ、A、なんでここに。しかもすごい顔赤いけど…、どうかしたのか?」

あ「あ、小堀さん。って、え!?か、かお…赤い、ですか?」

小「うん。真っ赤っかでゆでダコみたい」

ゆでダコ…!?
うわっ、は、はずかしい……!



小「さっき笠松とすれ違ったとき、あいつもすごい顔赤かったけど……。いいことでもあった?」



優しく微笑みなながら、そう尋ねてくる小堀さん。

なんかもう、小堀さんにはいろいろバレてるんだろうな…。



あ「……はい…。」

小「そっか、良かった。最近ふたりとも元気なかったから、心配してたんだよ。」

あ「え、そ、それはすみません…。」

小「ま、喧嘩もほどほどにしときなね」


小堀さんはそう言うと、ぽんぽんと頭を撫でて自分の教室へと入っていった。



……ほんとに、優しい人だなぁ、小堀さんって。


わたしもあんなに穏やかだったら、ゆきちゃんと喧嘩しないで済むのかなぁ…。

なんて、できもしないことを考えてしまいました。

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うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年9月10日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
14がすき(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 大変遅くなってしまい申し訳ございません。だいぶ離れてしまっていたんですが、頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます!よろしければこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年9月9日 22時) (レス) id: c8accdc037 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月30日 16時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - 笠松先輩イケメンですね!楽しみにしてます。頑張ってください (2017年7月15日 22時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:14がすき | 作成日時:2017年5月17日 22時

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