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ストーリー80 ページ30

岡「んじゃ早速、笠松さんところの劇でも見に行きましょうか。」


…………。


あ「へっ!?」

岡「確かもうすぐ始まるよ。」

あ「えっ、い、行くの…?」

岡「え、行かないの?」


ううぅ…。

こ、心の準備が…。


……どうしよう…。



岡「………悩んでんなら行った方いいね!さっ行くよ!」


めぐみちゃんはグイッと私の腕を引っ張って劇が上演される体育館へと直行する。


あ「あ、あのっ、めぐみちゃんっ…!」

岡「笠松さんのロミオみたいでしょー?好きって自覚したんならガンガン行かないと!」


『好き』

その言葉で顔がかあっと赤くなる。



そ、そうだよね、私、ゆきちゃんのこと、
す、すす、すき、なんだから、頑張らないとっ…。




………ゆきちゃん、鈴村さんと抱き合ってたし、もしかしたら、そういうことなのかも……



一瞬不安がよぎったけど、ブンブンと頭を振って払いのける。



うっし、と気合を入れて、前向きな気持ちで私は体育館へと向かった。


〜〜〜

森「おっ、Aちゃん来てくれたんだね!」


体育館の前に着くと、そこには受け付け係をしている森山さんがいた。


あ「こんにちは。」

森「昨日来なかったから、もしかしたら来る気がないのかもって思ったよー。」

あ「……あ、まぁ、その、時間が合わなくて…。」

森「そう?まあでも、笠松が面白いことになってるからぜひ見て欲しかったんだ。」

あ「ふふっ。ゆきちゃん、家でも練習してましたよ。」

森「まじっ!?つか、練習してアレとかっ…!」


森山さんが肩を震わせて笑ってる。


森「ま、とにかく楽しんでってよ。」

あ「はい。ありがとうございます。」



中へと入って空いている席を探す。


あ「どこがいいかな…。」

岡「もっと前行こうよ!笠松さん見れないよ!」

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うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年9月10日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
14がすき(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 大変遅くなってしまい申し訳ございません。だいぶ離れてしまっていたんですが、頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます!よろしければこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年9月9日 22時) (レス) id: c8accdc037 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月30日 16時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - 笠松先輩イケメンですね!楽しみにしてます。頑張ってください (2017年7月15日 22時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:14がすき | 作成日時:2017年5月17日 22時

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