ストーリー69 ページ19
あ「ゆきちゃん、買いすぎじゃない…?」
笠「うっせ。育ち盛りだからいいんだよ。」
あ「太っちゃうよ?笑」
笠「余計なお世話だ!」
コンビニに着くなり、ゆきちゃんはどさどさと食べ物をカゴに入れていく。
笠「おっ、これ安い。」
あ「まだ買うのー?」
笠「うまいんだよ!これ!」
そうして、思う存分買い占め、満足した様子のゆきちゃんとおしゃべりしながら、家へと帰る。
こうして話してると、さっきの玄関でのやり取りが嘘みたいだなぁ。
……でも、それって言い換えたら、
私たちは、幼馴染のままでいた方がいいっていうことになるのかな…。
私たちの関係は、ずっとこのままなのかなぁ…。
笠「……なぁ、A。」
あ「んっ?なに?」
笠「……寄り道、してかねぇ…?」
〜〜〜
笠「うっし!」
あ「ゆきちゃん大人気ない。いじわる。」
笠「おれが手加減してやると思ったか?」
あ「いいえ。」
ゆきちゃんについて行き、到着したのはストバスコート。
最近部活がなくてつまらないから。と言われ、1on1のお相手をしてるんだけど…
笠「おっまえさー、仮にもちっせー頃おれと一緒にバスケしてんだから、もうちょいなんとかしろよ。20対0だぜ?」
あ「無茶言わないでよぉ…。」
当然といえば当然なのですが、全く歯が立ちません。
笠「張り合いねーなー。」
あ「こうなること分かってたくせに…」
ぷっくー と頬を膨らませ、拗ねてみる。
笠「悪かったって。そんな怒んなよ。ほら、休憩すっか。」
2人でベンチに座り、私は息を整える。
ゆきちゃんはぜんぜん平気そうだなぁ…。すごいや…。
笠「ほれ。」
あ「…へ?」
笠「なんだよ。いらねーのか?」
そう言って、ゆきちゃんはさっきコンビニで買ったであろうプリンを私に差し出した。
あ「い、いいの…?」
笠「お前に買ったぶん。いらねーなら俺がもらうけど。」
あ「ほっ、ほしいです!ありがとう!」
笠「…ん。」
にこっ て優しい笑顔で私に笑いかける。
…だめ、だよっ…、ゆきちゃん…。
好きって気持ちが、溢れちゃうよっ…。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年9月10日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
14がすき(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 大変遅くなってしまい申し訳ございません。だいぶ離れてしまっていたんですが、頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます!よろしければこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年9月9日 22時) (レス) id: c8accdc037 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月30日 16時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - 笠松先輩イケメンですね!楽しみにしてます。頑張ってください (2017年7月15日 22時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:14がすき | 作成日時:2017年5月17日 22時