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ストーリー68 ページ18

笠「……A?」

あ「あたたた…。」

笠「な、なんでこんなとこに…つか、わりっ。大丈夫か?」

そう言いながらゆきちゃんは私に手を差し伸べてくれた。

あ「ううん。突っ立ってた私が悪くて…ありがとう。」

私はその手を遠慮がちに掴み、立ち上がる。

あ「お母さんにお土産渡してきてって頼まれたの。」

はいっ と持ってきたお土産をゆきちゃんに渡す。

笠「ふーん…?それなら、おれがお前の部屋行った時でも良か…」

言い終わる前に、手で口を覆って気まずそうに目をそらしたゆきちゃん。


確かに、いまはそれ、地雷だったかもね…。


あ・笠「「………。」」


この沈黙は、つらい…。


あ「……ゆ、き、ちゃんは、こんな時間にどうして外に…?」


ほんとうは逃げ出したい気持ちで一杯だったけど、それじゃあなにも変わらない。進まない。

精一杯頑張って、口から出たのがこれ。


笠「…あ、ま、その、ちょっと、コンビニにでも行こうかと…」

ぎくしゃくしながらも、ゆきちゃんはそう答えてくれた。


あ「あ、そ、なんだ…。」

笠「……ああ。」

あ「じゃ、さ、付いて行っても、いい…?」

笠「……。」


私がそう言うと、言葉に詰まったような顔をしたゆきちゃん。




…あ、失敗した、かも……。




笠「…じゃ、行くか。」

あ「………へ?」

思わぬゆきちゃんの返事に、私は素っ頓狂な声を出してしまった。

笠「何驚いた顔してんだよ。お前が行きたいつったんだろ?」

あ「…あ、う、うんっ。ありがとうゆきちゃん!」

笠「おー。」


うそ…。

勇気出して、良かった…。

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うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年9月10日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
14がすき(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 大変遅くなってしまい申し訳ございません。だいぶ離れてしまっていたんですが、頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます!よろしければこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年9月9日 22時) (レス) id: c8accdc037 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月30日 16時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - 笠松先輩イケメンですね!楽しみにしてます。頑張ってください (2017年7月15日 22時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:14がすき | 作成日時:2017年5月17日 22時

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