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ストーリー64 ページ14

はぁ…、全然眠れなかった…。



ゆきちゃんとも、今はあんまり顔合わせたくないし、


いつも起こしに行ってたのも、今日は行かない。


はぁ…。



小「…あれ、Aちゃん?なんでこんなに早いの?それに、笠松は…?」


そんな憂鬱な気分になりながら、いつもより1本早い電車に乗ろうとしたら、小堀さんがいた。


あ「……あ、や、その…」

えっ…と、どうしよう…、
昨日のことは、言えないし…。



あ「………。」


小「……。

…目の下クマになってる。あんま、ひとりで溜め込みすぎんなよ」


あ「…あ…、はい。」


そう言って、何も聞かず、頭をポンポンしてくれる小堀さん。


あ「ありがとう、ございます…」


小堀さんの優しさに、少し救われます。


小「じゃ、今日は俺と2人で行こうか」

あ「えっ、いいんですか?」

小「もちろん」


優しく笑いかけて、そう言ってくれる。


あ「嬉しいです。一緒に行きたいです」

小「よしっ。決まりな」


そして、2人で電車に乗り込みました。



〜〜〜〜

あ「あっ、そうだったんですか」

小「みんな一生懸命やってるからさ、俺も頑張んなきゃって思ったんだよね」


どうやら小堀さんは、文化祭の準備のため、朝早くから学校に向かうそうです。


あ「優しいですね」

小「ははっ。面と向かってそう言われると照れるな」

あ「えっ、あ…、馴れ馴れしかったですね!すみません」

小「え、いやいや、嬉しいよ。ありがとう」

あ「ほ、ほんとですか?」

小「うん」

あ「よかったです」



小堀さんが私に気を遣って、いろいろ話してくれてるのがわかる。


ほんと小堀さんは、素敵な人だなぁ…。







だけど…、

ついつい小堀さんの優しさに甘えちゃって、迷惑かけてるよね、わたし…。



だめだめ。

ゆきちゃんもそうだけど、わたしは人に甘えすぎだ。



私ひとりでも、やっていかなくちゃ…。

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うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年9月10日 19時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
14がすき(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 大変遅くなってしまい申し訳ございません。だいぶ離れてしまっていたんですが、頑張っていこうと思います。コメントありがとうございます!よろしければこれからもこの作品をよろしくお願いします! (2019年9月9日 22時) (レス) id: c8accdc037 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます もう更新されないのでしょうか? (2019年6月30日 16時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
地味って便利 - 笠松先輩イケメンですね!楽しみにしてます。頑張ってください (2017年7月15日 22時) (レス) id: 3582ac3c0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:14がすき | 作成日時:2017年5月17日 22時

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