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まだ初夏だというのに、降り注ぐ日差しは肌を突き刺しそうなほどに強く、眩しい。
網膜でさえも焦がしてしまいそうなそれを、ボクは日傘越しに感じていた。

幼児の泣き声を連想させる蝉時雨は日に日に目立ち始めている。

それらと共に全身に纏わりつく生温い空気に、つい呑み込み続けていた溜め息が零れそうになり、慌てて口元に意識をやる。

軽く指先をあて、口角が上がっていることを確認した。









『東くん』

何気なく持ち手を回した矢先、場にそぐわない涼しげな、それでいて酷く優しい声が耳に届いた。














おはこんにちばんは、M,Bです。


東さんの幼少時代、少しでも幸せな時間があったらいいな、そんな想いで書こうと思います。





※捏造は沢山登場します。
※原作のイベント等は無視していることがあります。



私自身、恋愛経験があまり豊富とは言えませんが、温かい目で見ていただけると幸いです。



何卒、宜しくお願い致します。執筆状態:連載中







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作者名:M,B | 作者ホームページ:B  
作成日時:2020年10月27日 23時

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