【歌い手】謝ることしか知らない歌い手。

謝って四十回目 ページ45

そらるside

俺はAを家に入れた。
最近まふからの返信が遅いんだよな。
それについて聞こうと思う。



そらる「そこら辺に座って。」


あー、飲み物出さなきゃなー。貰ったオレンジジュースでいいか。


そらる「オレンジジュースしかなかったけど、はい。」


A「あ、すみm…ありがとうございます。」



直そうとしてんだなー
無理はさせないようにしないと。


A「あの、話ってなんですか？」

そらる「あぁ、最近さ、まふからの返信が遅いんだよね。大抵そういう時って病んでるから心配なんだよね。」

A「そうですか…顔色とかは悪くなかったです。さっきまふ君の所に行ってましたから。」


やっぱりそうか。
二日前位からだからあんまり顔色悪くならないか。


A「あっ！」


ん？なんか思い出したのか？


A「そういえば、まふ君の部屋からガタン、という物音が聞こえてきましたよ」



防音なのにそんなに物音するってヤバくないか？


そらる「そっか…」

A「まふ君の所、行きますか？」



どうしよ…迷惑掛けたくないしな。


A「遠慮しなくていいですよ？私も遠慮なく頼らせて頂きますし。」

そらる「あ、そうだな。よし、まふまふの所行こうか。」


あの時Aはそんな気持ちだったんだな、って理解した気がするw

俺もそういう時は”遠慮しなくていいよ”って言えばいいのか。

なんか、気持ちが…うん。(語彙力)

まぁ今はまふまふの事を最優先にしよう。


A「あの…まふ君のとこのインターホン鳴らしてくれません？二回目行きづらくてw」

そらる「あー、そうだね。」


ピンポーン♪



まふ「そらるさん…なんですか」

そらる「部屋入れてよ」

まふ「僕忙しいんだけど…」



手強いな。こうなったら無理矢理にでも…！



そらる「A上げてもいいなら俺もいいじゃん。話あるし」

まふ「はぁ、仕方ないですね。少しだけなら…」

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