当主 ページ43
「ああ、おとんとウチ、よう似てるって言われるわぁ、
ウチ、おとん程自由人かなぁ?
あそこまで飛び抜けとるかいな?ウチ、」
「ソックリだと思うぞ、ハム太郎、
お前程の自由人に俺は会ったことがねぇぞ、」
「てへへへぇ〜♪」
「当主といえば、五条家の坊ちゃんも凄そうな方でしたよねぇ、」
「ああ、五条・・さ、さ、さとりだっけ?」
「お嬢、さとりは妖怪の名前ですよ(笑)
五条悟様ですよ、」
「数百年ぶりに、六眼と無下限術式の抱き合わせとして、
五条家に生まれたって奴だよな、」
「俺の1個上やから、でっかくなったら、
俺と当主同士になるんやもんなあ、強いんかな?やっぱ」
「1回だけ見たことあるが、まあ・・
とんでもない奴ではあったな、」
「へ〜、とーじ君がそこまで言うんか!」
「ふ〜〜ん・・・・・」
「どしたんハム太郎、」
「ん?ん〜〜〜・・・」
琥鉄は、両親からされた話しを思い出していた。
「(ーーーA、
貴方は、いずれ、大人になったら、
御三家のどこかの当主様のところに、
嫁ぐ話が、出てくるかもしれないわ。
でもね。A、
もしAに好きな人が居て、その人と結婚したいと言うなら、
お父さんもお母さんも、Aの気持ちを尊重するからね、」)
と、両親から、聞かされていた。
「ん〜〜〜・・・や、
もし直哉が当主になったら、
直毘人様みたいになるのかなあ〜と思うてな、ぶふ、」
「なあ?!俺がか?
俺は父さんみたいに、昼間っから酔っ払いになったりせえへんよ、
どっちかっていうと、とうじ君みたいになりたいんや!
俺は、」
「ほほお〜う、
とーじみたいになりたいんなら、
同じフィジカルギフテッドである、
ウチのことを超えていくんやな、まずは、にっしし、」
「うう、の、望むところや!ハム太郎!」
「なはははは!ウチが勝ったら呪力ハムハムやかんな〜(笑)」
「んじゃハム太郎は、俺と特訓だな、」
「むむ、任せとけや、権三郎と取っ組み合いして、
鍛えとくでな、」
「程々にしといてくださいよ、お嬢〜、」
「あはははは」と、笑い声が響き、
かまくらの中での夜も、和やかに更けていった。
イルミネーション→←かまくらにコタツとミカンて、最高だよね☆
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夢楽笑☆(プロフ) - ミントパインさん» わあ〜コメントありがとうございます!!面白いと思って頂けて良かったです!そんな褒めて頂けて嬉しいです(^∇^)ノ♪あざっす!!!です!!! (2023年1月25日 23時) (レス) @page38 id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ミントパイン(プロフ) - 面白すぎる…何故このような面白い作品を作れるのか、同じ作者として尊敬します! (2023年1月19日 0時) (レス) @page23 id: d3c57e24ac (このIDを非表示/違反報告)
夢楽笑☆(プロフ) - ゆめさん» ありがとうございます!愉快でマイペースな主人公のほのぼの日常ライフを描きたかったので、楽しんでもらえて嬉しいです!神だなんて、そんな〜エヘヘへ(ʃƪ^3^)(笑) (2023年1月17日 3時) (レス) id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 可愛すぎる…神ですか?神ですね。 (2023年1月16日 17時) (レス) @page17 id: 00b5af4eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢楽 笑 | 作成日時:2023年1月6日 23時