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人魚の子孫 ページ32

(だれ・・?)




こてつを抱えたその人は、そのまま上へと上がり、




こてつは浜辺に戻ることが出来た。




「ゲホゲホ!ゲホッ!うえ〜〜、」



水を吐き、せきこみ、こてつは自分を助けてくれた人を見た。




「?あ・・れ・・へ?」



「間一髪だったわね、人間のお嬢さん、」




自分を助けてくれたのは、美しい人魚だった。






「・・・わわ、美、美人さん〜・・・」



「あら、ありがとう、可愛らしい子、



貴方と一緒におちた男の人も、私の仲間が助けたから、安心してね、」




「!ありがとうございます!人魚さん、」




するとら海に落ちたこてつを探していたコンちゃんが飛んできた。




「ふふ、じゃあ私は、あの呪詛師とやらを、こらしめてくるわ、」





そう言い、人魚は、海に潜り、洞窟へ向かった。



















洞窟内では、




「このくそ呪詛師が!」



直哉が岩壁を高速で走り、呪詛師のおんちゃんに蹴りを入れようとし、




甚爾は、女の呪詛師に岩を投げた。




「きゃあ!ちょっと、何あんた!危ないわね、」




「さっさとくたばれ、」





次の一撃を入れようとした矢先、女の呪詛師に、



水の矢のようなものが飛んできた。






「きゃあ!!」




倒れた女の呪詛師に、甚爾はケリをいれ、


吹っ飛んだ女はうめき声をあげ、動かなくなった。





「は?!なんだ?うわっ!」




呪詛師のおんちゃんにも水の矢が飛び、



おんちゃんの腕に刺さり、怯んだ隙に直哉が拳を叩き込み、



おんちゃんは吹き飛び、岩壁に叩きつけられた。





「ぐはっ、」





「人魚伝説を悪用する不埒な輩め、恥を知れ、」




海の中から、2人の人魚が現れた。




美しい男と女の人魚に、甚爾と直哉は呆然とした。





「え?ま、まさか、ほんまもんの人魚かいな?」




「ええ、私たちは、ここの人魚伝説に出てくる人魚と男の子孫なの、




普段は人間が来るここには近寄らないんだけど、



人魚伝説を利用し人間を海に引きずりこむ呪詛師の存在を知り、


許せなくて、成敗しに来たの。」




「・・・まじでいたのか・・・・は、なあ、海に落ちた女の子と男性を知らないか?あんたら、」





「ああ、その二人なら先ほど助けたわよ、


洞窟の外にいるわ、二人共無事よ、」




「ほんまか!!」




「よ、良かった・・」




二人の無事に安堵した甚爾と直哉は、人魚に感謝した。

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夢楽笑☆(プロフ) - ミントパインさん» わあ〜コメントありがとうございます!!面白いと思って頂けて良かったです!そんな褒めて頂けて嬉しいです(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠ノ⁠♪あざっす!!!です!!! (2023年1月25日 23時) (レス) @page38 id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ミントパイン(プロフ) - 面白すぎる…何故このような面白い作品を作れるのか、同じ作者として尊敬します! (2023年1月19日 0時) (レス) @page23 id: d3c57e24ac (このIDを非表示/違反報告)
夢楽笑☆(プロフ) - ゆめさん» ありがとうございます!愉快でマイペースな主人公のほのぼの日常ライフを描きたかったので、楽しんでもらえて嬉しいです!神だなんて、そんな〜エヘヘへ(⁠ʃ⁠ƪ⁠^⁠3⁠^⁠)(笑) (2023年1月17日 3時) (レス) id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 可愛すぎる…神ですか?神ですね。 (2023年1月16日 17時) (レス) @page17 id: 00b5af4eb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢楽 笑 | 作成日時:2023年1月6日 23時

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