五条せんせぇの呪力うんま〜 〘呪術廻戦〙

サマンサ ページ23

「おら、夏の友なんだから、大切にしろよ、


夏休みの友達だぞ、

夏休みのあいだだけに会える友達なんだ、


どうだ、そう考えると、大切にしたくなってくるだろ、」





最初は、「あとでアイス買いに行くから頑張ってやれ」とか、

応援してくれていた甚爾。


段々２人への叱咤激励がテキト〜になってきた。





「夏休みしか会えない友達って考えたりすると、


ちょっとロマンチックやなあ、

七夕の織り姫彦星みたいで。


夏の友・・つまり、英語でサマーフレンド？」




「サマーサマーー、

サマーサ・・・サマンサ、


ユーアー、サマンサ、フレンド」




「サマンサって誰や？？

英語の教科書の例文に出てきそうな名前やな」




「ひと夏の間にしか会えない、そう、・・あなたはサマンサ、


マイフレンドサマンサ！ぶっちゅううう〜〜！！」




ドリルの夏の友を抱きしめ床に転がり、


ぶっちゅう〜〜し始めた琥鉄。



それを見てあひゃあひゃと笑い始めた直哉。




「よし、暑さにやられたな、休憩するか、


アイス買いに行ってくるわ」



「お嬢はこれが通常運転な気がしますよ、甚爾さん、」



琥鉄と直哉の２人を置いて、

自分だけアイスを買いに行こうと投げやりになった甚爾に、



琥鉄の従者が廊下から声をかけた。



従者の後から、琥鉄の愉快なフレンズ、

ニョロニョロやぬらりひょんが着いてきている。



「アイス買ってきました、皆さんに」


「おー、丁度アイス買いにくとこだったんだ、

サンキューな、


つうかお前、めちゃくちゃ日焼けしてるし何だそのアロハシャツ」



「沖縄行ってきたんですよ、

ハイ沖縄土産の、ちんすこうです。」



「よく見たら呪霊たちも若干日焼けしてる、、！！」



夏休みを与えられた従者君、沖縄をエンジョイしてきたようだ。



「あはは、ニョロニョロとぬらりひょん、こんがりしてる〜♪」



ニョロニョロが琥鉄とたわむれ、

ぬらりひょんが直哉の宿題を勝手に解き始めた。



「わあ〜宿題代わりにやってくれるんか、

ありがたいわ〜って、

絵日記に沖縄の思い出書いとる！あかんよ〜」




「沖縄の写真見ます？甚爾さん」


「見る見る、」



一旦休憩ムードになり、


皆んなが各々くつろぎ始めた。




その後、宿題をとりあえず終わらせ、


皆んなで水風船の投げあいっこをして涼をとった。




「海行きたいな〜、プールは行ったけど、」



「行きますか、夏休みもそろそろ終わりますし、」

夏だ、海だー！！→←夏休みの宿題のドリル「夏の友」って、なんで夏の友って言うんだろうね

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