検索窓
今日:3 hit、昨日:22 hit、合計:189,522 hit

九十一話 ページ5

「っ!!!!」


国見ちゃんは目の前で血を流して倒れた。


及川「ニロちゃん!!なにしてんのさ!!!」


二口「及川さんも、実験台になってくださいよ」


及川「は!?」


国見ちゃんを見ると、血の水溜まりができていた。


「国見ちゃん…」


国見「…A。逃げ…」





「ねぇ。苦しい??」


「「!!?」」


周りのみんなは驚いた目で私を見た。


なぜだろう。国見ちゃんの顔を見ると興奮する。


いまの私の顔は、笑いを通り越して狂っているだろう。


及川「ニロちゃん!!Aに…何使った…?」


二口「洗脳薬ですよ。いいじゃないすか。ただの実験です」


及川「何それ…作ったの…?」


二口「はい。あーでも俺も予想外ですよ。ここまで効くとは」


「洗脳薬ってなに??」


二口「ねぇA。これ返すから、撃って?この人」


「いいの?」


二口「気がすむまでいいよ」


「やった…」


私は完全に狂ってしまった。


これも洗脳薬のせいなのかな…。


及川「返すって…。ねぇA。その銃、誰の…?」


「誰かに…前もらった。だれだっけ」


及川「……思い出してよ…」


及川さんは悔しそうに私を見た。


「じゃあ逃げないでね。及川さん」


私は及川さんに銃口を向けた。


及川「ダメだよ!A!!そんなことしたらAも俺たちと…」


「うるさい!動かないで!!」


私が撃とうとしたとき国見ちゃんが及川さんをかばった。


「よけて」


国見「……無…理」


「その人は私の餌なの。それとも横取りする気?」


不思議と、どんどん言葉が出ていく。


国見「……及川さんは…殺させないっ…」


及川「へ?え?国見ちゃん?!!」


「は?」


「なんで?じゃあ国見ちゃん死んでくれるよねぇ??」


そういった瞬間、銃をニロちゃんに奪われた。


二口「A。残念だけど、ここまでな」


「えー」


二口「なぁ国見」


国見「……」


二口「お前何で、そっちにつくの?」


国見「……」


二口「…じゃあいいよ。及川さんは殺さない。その代わり…


東京の人達、みんな殺すから」

九十二話【過去】→←九十話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (117 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
260人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- ちょっとまてやっ!!とうもろこしって食い物なんか?← てかケンメァァァァァァ!! (2015年12月28日 20時) (レス) id: c0790d8092 (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 雨猫(漢)さん» 飲めないこともないですよねwwあー焼きとうもろこし食べたくなってきたwこれからも頑張ります!! (2015年12月25日 20時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫(漢)(プロフ) - コーンポタージュに醤油ww私もやったことがあるので吹きましたw確かに焼きトウモロコシですwwwこれからも応援してます! (2015年12月25日 16時) (レス) id: 7f0e71d19e (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 排球の世界でしか生きられない((殴さん» え。マ、マジですか?!やべぇ…めんどくせぇ…←そのうち直しておきます!ありがとうございます!! (2015年12月24日 12時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
ネコカノ@ムリゲーハパス - 「っ……悲しいだろうが…。」←…アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ヤ・ク・サ・ンオカンだ! ダークエンジェルさん、更新頑張って下さい! (2015年12月24日 9時) (レス) id: c1df8f5f05 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ダークエンジェル | 作者ホームページ:http://kurorikon  
作成日時:2015年12月4日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。