百二十四話 ページ39
私は携帯を取りに階段を上がった。
「私が…殺した……」
部屋の扉を開け、机の上の携帯を耳に当てた。
及川「おつかれ。聞こえたよ」
「わ、わたし…！！」
及川「ねぇ。まだすることあるからね」
「…え？」
まだすること…？
及川「悲鳴、外にも聞こえたと思うから早く出た方がいい」
「……」
及川「それじゃあ、後は頑張って。あ。忘れてた」
「次は何…？？」
及川「家燃やして」
「は…？」
及川「遺体、処分しないとさ」
お母さんを処分…。
「でも…」
及川「頑張って。Aなら出来るよ」
お兄ちゃんはそういうと、電話を切った。
「マッチなら台所に…」
私は階段を降りて、リビングに戻った。
「っ…」
お母さんを無視して台所に向かった。
「マッチ……あった」
私は火をつける前にお母さんの隣に座った。
「こんなこと許されないよね…。最悪な娘でごめんね…。だから…
私も今から“逝くね”…？」
私はマッチに火を着けて、近くの本棚に投げた。
すると激しく燃え上がった。
「っ…こわい」
私は自分の部屋へ走った。
*
部屋が熱くなってきた。
「お母さん…燃えちゃったよね」
これから私も死ぬんだろう。
もう覚悟は決めている。
でも
「まだ…まだ死にたくない…」
私は扉を開けた。
「え…。もう階段も燃えてる…！！」
煙が一斉に部屋に入った。
「ゴホッ……ゴホ…嫌だぁ！！怖いよ！！！」
私は急いで窓を開けた。
たがしかし、煙はどんどん部屋に混もっていった。
「ゴホッ！ゲホッ！！や…だ！！」
どんどん部屋が熱くなり、扉が燃え、部屋に火が入ってきた。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い！！！！！
でも…お母さんは…。
「誰…かぁ……！助…けてぇ……」
ボロボロと涙がこぼれ始めた。
犯罪を起こした人が助かるわけないじゃん…。
「みんなぁ…。もう…私…！！」
日向「おーい！！誰かいんのかぁー？！！」
外から日向の声がした。
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慧 - ちょっとまてやっ!!とうもろこしって食い物なんか？← てかケンメァァァァァァ!! (2015年12月28日 20時) (
レス) id: c0790d8092 (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 雨猫（漢）さん» 飲めないこともないですよねwwあー焼きとうもろこし食べたくなってきたwこれからも頑張ります！！ (2015年12月25日 20時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫（漢）(プロフ) - コーンポタージュに醤油ｗｗ私もやったことがあるので吹きましたｗ確かに焼きトウモロコシですｗｗｗこれからも応援してます！ (2015年12月25日 16時) (レス) id: 7f0e71d19e (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 排球の世界でしか生きられない((殴さん» え。マ、マジですか？！やべぇ…めんどくせぇ…←そのうち直しておきます！ありがとうございます！！ (2015年12月24日 12時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
ネコカノ@ムリゲーハパス - 「っ……悲しいだろうが…。」←…ｱｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ。ヤ・ク・サ・ンオカンだ！ ダークエンジェルさん、更新頑張って下さい！ (2015年12月24日 9時) (レス) id: c1df8f5f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダークエンジェル | 作者ホームページ：http://kurorikon
作成日時：2015年12月4日 18時
