百五話 ページ20
ヤバい。めっちゃ怪しまれてる…。
「あれですよ!!えっと…おじいちゃんが亡くなって、そのついでです!」
嘘です。ごめんなさい。
明光「あ、そうなんだ!!それなら納得」
よかった…。なんとか回避…。
明光「でもバイトなのにここまでするもんか?」
月島「もういいでしょ。兄ちゃん」
蛍を見ると、明光さんが蛍のために頼んでおいたケーキを、いつの間にか半分まで食べていた。
あ、やっぱりストロベリーミルク食べてる。
月島「A…何でジロジロ僕のことみてんの…」
「あ、いや〜?…美味しいよね!それ」
月島「……」
えー…。ノーコメントはキツいよ…。
明光「素直に美味しいって言え!」
蛍は少し悩んで顔をあげた。
月島「…うん。美味しいんじゃない?」
疑問文かよ。くそ。
これぞデレというやつか…。
デデデデーン。デデデデーン。
「あ、私の携帯」
あれ?こんな着信音だったの?!
明光「運命ww」
月島「ww」
「いやいやいや!!私が設定したんじゃないよ!!」
私は携帯を耳に当てた。
「もしもーし」
及川「もしもぉーしっ!!A?明日帰るんだってね…」
耳越しにはお兄ちゃんの声が聞こえた。
「うん…それでなんかよう?」
及川「え、お兄ちゃんに会いに行くとか言ってくれないの??」
自分でいうか。
「ごめん。やっちゃん達を優先したかったから☆」
及川「えー。ひっどいっ!あ、それで言いたいことはね」
「うん」
なんだなんだ…。
及川「仙台市立病院に行ってくれない?」
え、病院…?
「もしかして国見ちゃんになんかあった?!」
及川「いやいや!お父さんに顔見せてやってほしいんだ…」
お父さん…?
「え!生きてるの?!!」
私は席をガタッと立った。
及川「勝手に父さん殺さないでw」
「ほぇー…。マジかぁ…。ていうか病院どこ?」
及川「今どこにいる?」
「flower」
及川「おー!近い近い!そこ出て左に行って、広い道に出たら右に行って、二つ目の信号渡ったら、真ん前にある!!」
なっが…。
「おっけー!頑張るよ」
及川「うん!それじゃあバイバイ」
「バイバーイ」
ピッ
お父さんに会えるのか…。
*♭*♭*♭*♭*♭*♭*♭*♭*
運命はベートーヴェン作曲のやつです。
正しい呼び方は交響曲第五番 八短調ですけど…。
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慧 - ちょっとまてやっ!!とうもろこしって食い物なんか?← てかケンメァァァァァァ!! (2015年12月28日 20時) (レス) id: c0790d8092 (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 雨猫(漢)さん» 飲めないこともないですよねwwあー焼きとうもろこし食べたくなってきたwこれからも頑張ります!! (2015年12月25日 20時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫(漢)(プロフ) - コーンポタージュに醤油ww私もやったことがあるので吹きましたw確かに焼きトウモロコシですwwwこれからも応援してます! (2015年12月25日 16時) (レス) id: 7f0e71d19e (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 排球の世界でしか生きられない((殴さん» え。マ、マジですか?!やべぇ…めんどくせぇ…←そのうち直しておきます!ありがとうございます!! (2015年12月24日 12時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
ネコカノ@ムリゲーハパス - 「っ……悲しいだろうが…。」←…アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ヤ・ク・サ・ンオカンだ! ダークエンジェルさん、更新頑張って下さい! (2015年12月24日 9時) (レス) id: c1df8f5f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダークエンジェル | 作者ホームページ:http://kurorikon
作成日時:2015年12月4日 18時