初めての(?)お泊まり編1 ページ18
『ありがとうございました〜!』
スーパーでお買い物を済ませ、再び比与太の車に乗り込み
今度は比与太の部屋へと向かいます。
今日これまでの比与太との時間で、何となく数日前から抱いていた心配や緊張感などが薄れていって
余計な心配は必要ないのかも……と、思い始めたAさん。
一方比与太
比与太「Aちゃんがうちに泊るのって、俺の風邪の時以来だよね〜♪
あのときは凄く嬉しかったなぁ〜・・・
Aちゃんの家庭的なところが分かったり」
「あぁ〜
比与太が平原ルミの息子だって事が分かったし」
比与太「あはは(笑)
冷蔵庫見て本命彼女がいるってAちゃん思ってたよね〜」
「そりゃ思うわ」
比与太「今度はAちゃんちの冷蔵庫に、食材持って下ごしらえしに行こうか?」
「えーっ!?本当っ!?」
比与太「食材は母さんから流れてくるから、外れはないと思うよ?」
「うわぁ〜本当にぃ〜♪」
Aさんは毎日の食生活の充実に喜び
比与太は、Aさんの部屋に行く口実が出来たと喜んでいます。
そうこうしているうちに車は比与太のマンションへ到着しました。
買い物袋とAさんのお泊まりバッグを持って部屋へとエレベーターで上がっていく2人
いつもは暗くなった時間にAさんがやって来るので
まだ陽があるうちに部屋にあがることが
比与太もAさんも不思議な気持ちでした。
比与太「Aちゃん?バッグ、寝室に置いておくね」
「うん」
バッグを持って寝室に行ってしまった比与太
リビングにいつものバッグを置いて、Aさんはキッチンへ入っていきました。
手を洗い、買ってきたものを冷蔵庫に入れ始めたAさん
そこへ比与太が戻ってきました。
比与太「Aちゃん?喉乾いて・・・」
Aさんへ話しかけようとした比与太でしたが
キッチンに居るAさんの後ろ姿を見た比与太は
今日ここに居るAさんの意味を改めて考えたとき
Aさんの覚悟と、そんな彼女への自分の想いに
身体中が痛いほどにキュンとしました。
「っ!比与太?」
そして、何も言わずにAさんを後ろから抱き締めた比与太
比与太「・・ずっと一緒にいられるんだね
今日は、帰らなくて良いんだよね」
「・・うん」
これまでずっと、比与太はAさんを家に送り届ける時間が寂しくてたまらなかったから
今日は本当に一緒の時間が嬉しくてたまらないのです。
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裕(プロフ) - alexisさん» スゲー頑張ります(笑) (2020年6月23日 12時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - ガンバレ!銀次くん!(≧▽≦) (2020年6月22日 19時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - むーんせーらーさん» あらあら♪私の当初のイメージも同じ方です( *´艸) (2020年6月22日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
むーんせーらー(プロフ) - 私の中のヤーマダは 山田涼介君になりまちた (^-^ゞ (2020年6月11日 23時) (レス) id: 72f9e7a7c2 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - リゼ@純粋少女さん» あらやだ!嬉しい♪ありがとうございます♪ (2020年6月2日 10時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年3月30日 12時