センラ13 ページ13
休憩中、誰もいない休憩室でスマホを開くと
まーしぃ今日、ご飯行かん?
まーしぃからお誘いが来ていた。
今日は特に何も用事はないし
Aおっけー!終わったらどこで待ち合わせしよっか?
と返信しておいた。
おにぎり片手に女子力ないな…とか思いながらも
朝ささっと握ったおにぎりを頬張った。
するとそこにセンラさんが入って来た。
セ「おぉ、藤崎さんここに居たんか。」
コンビニ弁当をぶら下げ、私の隣に座る。
「ここに居ました!
センラさん、いつもコンビニ弁当なんですか?」
セ「んー、まぁ大体コンビニ飯やね。
晩飯はたまに自炊するんやけど。」
自炊するんだ…
「でもコンビニ弁当ばかりじゃ
体に良くないですよ?」
お弁当も自炊しちゃいましょう!
と言おうとしたら
パクッと私の食べかけのおにぎりを一口盗まれた。
セ「じゃあ藤崎さん作って?」
うまっ、と言いながら、
口の端についた米粒を指で取り口に入れた。
そう来たか…
「考えときます…w」
ピコン♪
あ、まーしぃから返信きたかな?
アプリを開くと
まーしぃセンラと同じ職場やろ?俺迎えに行くわ!何時?
わざわざ悪いな…と思いながらも
お言葉に甘える事にした。
A定時上がりだから5時くらいかな!お願いします…!
送信し終わった時、
セ「なぁ、誰とLI○Eしてるん?
もしかしてまーしぃ?」
ふくれっ面のセンラさんがこっちを向いてた。
「だ、誰でもいいじゃないですか…」
セ「…よくない。」
ネクタイに手をかけた時、
休憩室にほかの社員達が続々と入ってきた。
セ「…とにかく!いくら まーしぃでも
俺の前で他の男の話、せんといて。」
「は、はぁ…」
なぜ?という心の声を聞き取ったように
センラさんは
ほんまにわかったんか?
と私のほっぺを片手でむにゅんと潰した。
「…ふぁい…」
このドS上司め…
すると満足そうにまたコンビニ弁当を頬張った。
やっぱ、体に悪いから今度ちゃんと作ってあげよ。
私も残りのおにぎりを口に詰めた。
セ《間接キッスやな》
《黙ってください、セクハラで訴えますよ。》
セ《すんません。》
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乃々夏(プロフ) - AM5:00から、悶絶させていただきました!!!ありがとうございます(?)!!! (2020年10月27日 5時) (レス) id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
ぬー@センラー - めっちゃ面白いです! (2019年9月23日 19時) (レス) id: 856e5af163 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってますので戻ってきてください! (2019年1月23日 1時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
みずにょん@センラー - コメント失礼します!続きがとても気になります!更新頑張ってください(^o^) (2018年8月28日 20時) (レス) id: 5d6e490351 (このIDを非表示/違反報告)
Ruri*-志麻リス- - はじめまして!とっても面白くて宿題が進みませんでした笑 これからも頑張って下さい!! (2018年8月23日 23時) (レス) id: 8351ee7944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらね | 作成日時:2018年7月14日 22時