62話【ドリフェスの時間】 ページ31
敬人「この無作法な連中は、貴様の配下か？」
零「いいや、我輩の親愛なる仲間達じゃ」
…よく零さん、踊りながら蓮巳さんと話せるな…私にはできないや…
零「舞台に上がるのは久方ぶりじゃからのう、みんな忘れてしまったかのう。
この朔間零が率いる魔物の群れ、これぞ我輩の愛しい『UNDEAD』じゃ。
参加する『ユニット』が少ないせいか、ドリフェスの開催が遅い時間に設定されていて助かったわい。夜はこれからじゃ、百鬼夜行は空が白むまで終わらぬぞ」
零さんはこれからが活動期…ライブの時間としては最適だ。
零「文句があるなら、お主も軍勢を率いて向かって来い。自慢の『紅月』でな、我輩達を舞台から追い落とせばよいぞ。それとも平和な時間が長すぎて、真剣勝負の舞台に立つ度胸を失ってしまったかや？」
…この挑発に乗るかな？
まぁ乗ってくれないと少し困る…でも彼なら＿
敬人「…いいだろう、一般客には状況がわかっていない。このまま『演出の一部』として、貴様らの存在を看過してやる」
やっぱり乗った、罠だと知らずにね
敬人「客を巻き込む乱闘でも起こせば、夢ノ咲学院の信用問題になる。今宵も舞台は何事もなく進行し、いつも通りに終わる。
観客には、それを疑わせることすらしない。英智のいない間、俺はこの学院の秩序を託された最高責任者だ。夢ノ咲学院の、生徒会の威信に泥を塗るわけにはいかん。
朔間さん、アイドルとしての真剣勝負がお望みなら、受けて立ってやろう」
その凛々しい覚悟…卑怯な真似ですが……止めるわけにはいきません
敬人「貴様らの流儀に則って…。野良試合、『B1』のように同じ舞台で二種の『ユニット』が同時に演奏する、対バン形式で相争うか？」
零「ふふん、それこそが『対決』じゃろうが。順番通りにお行儀良く、『良い子ちゃん』になって演奏してどうする。
まぁ、それはお主らの常勝戦術じゃからのう。必勝法を手放すのは、『おしめ』も取れぬ坊やには怖いかのう？
順番通りやりたいなら構わぬぞ、だが我輩達は舞台から立ち去らぬ。このまま順番待ちしとるお主らを尻目に、いつまでもパフォーマンスをしていよう♪」
敬人「ふん、居直り強盗め。蹴り出してやる。
ここは、俺達のステージだ。実力の差を見せてやろう、伊達に常勝不敗ではないのだ。
貴様らは居たたまれなくなり、ずこずこと舞台から逃げだす。『紅月』こそが最強だ、貴様らの歌をかき消してやる」
潮田「Aさん」『ん？どうしました？渚君」』
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涙姫(プロフ) - ねこみみさん» ありがとうございます！これからも頑張りますので、応援していただけたらありがたいです！ (2018年4月29日 13時) (
レス) id: 1f743f256a (このIDを非表示/違反報告)
ねこみみ - 続きが気になります！面白いです！o(^▽^)o (2018年4月6日 17時) (レス) id: c869ec7dba (このIDを非表示/違反報告)
涙姫(プロフ) - かりぶのおう。さん» こちらこそよろしくお願いします。ちなみにユザネは「ロジック」、ランクは「S3」、アイコンとプレイキャラは「マルコス’５５」です！ (2018年2月8日 13時) (レス) id: 71de6c3e2a (このIDを非表示/違反報告)
涙歌(プロフ) - 悪魔さん» コメントありがとうございます！2winkPなんですね！小説を読んでそう思って頂けたなら恐悦至極でございます。確かに私もライブ行きたいですw (2017年8月25日 12時) (レス) id: 400ba32194 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔(プロフ) - 2winkPなので何十分も葵兄弟のセリフを見て今どういう動きをしてるのかシュミレーションしています。やばいやつっすよねすみません。すごくライブに行きたくなります (2017年8月24日 23時) (レス) id: 11d1dc300c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙姫 | 作成日時：2017年1月9日 22時
