4Days『むかしばなし』 ページ5
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あれは、一年前。
その時は、まだ。
平凡な日々だった。
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__いつもと変わらず、
真太郎と、
幼馴染みの高尾と一緒に
バスケの練習をしていた頃。
「20分!ランニング終了!」
マネージャーである私は、
ホイッスルを吹き
メンバー全員にタオルを配った。
・
・
・・・・・だが、
「A〜っ♪」
真太郎にタオルを渡そうとした直前、
高尾が後ろから抱きついてきた。
「…ちょ、高尾…!;止めてってばっ…!」
「ハァ…。高尾、A、
俺の前でイチャつくのではないのだよ…。
全く……。」
「そんなんじゃないから!」
・
・
私が真太郎の発言を全否定したとき、
「ちぇーっ」と、残念そうにした表情の中に。
哀しみが混じっていた事にも気づかず。
そのまま、
時を流した。
その時は。
・
・
「…ぁ、そーいや今日"あの場所"行くんでしょ?A。」
唐突に、
思い出したかのように言った、高尾。
「…ん?何だ、それは」
中途半端な発言に
首を傾げる真太郎。
「うん。ラベンダー畑のことだよ。
そろそろ見頃…というか、開花するの」
「フーン…。そうなのか」
・
・
「行く?」
そう尋ねると、
・
・
「行ってやらん事も無いのだよ…///」
あのときは、
あわよくばツンデレで返されたっけ・・・・・。
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・
それを、
隣にいた高尾は
ゲラゲラと笑っていた。
・
・
__私の大好きな、
その顔で____....。
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練 白珱 - 三話あたりで泣けてきました(´;ω;`)うぅ〜 (2014年8月8日 8時) (レス) id: 160c54893e (このIDを非表示/違反報告)
通り摩(プロフ) - メンマポジが高尾なんて…泣けます! 更新がんばってください (2013年11月6日 18時) (レス) id: 1106fe0907 (このIDを非表示/違反報告)
緑間シンタロー(プロフ) - にゃにゃむさん» ですよね!…だからといって、この小説も直接関連は無いですが(^_^;) (2013年10月14日 22時) (レス) id: 93c5e7f202 (このIDを非表示/違反報告)
緑間シンタロー(プロフ) - 花月緋音さん» 大丈夫ですよw (  ̄▽ ̄) (2013年10月14日 22時) (レス) id: 93c5e7f202 (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃむ - あの花系の小説って全然ないですよね…大好きなのに(;ω;) (2013年10月14日 21時) (レス) id: c31ba683de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:◇輝◇ | 作者ホームページ:
作成日時:2013年9月28日 21時