劣等生5 ページ7
真面目な表情になった真留はふぅ、と息を吐くと一気に言った。
真「シャムス側の名家の跡取りとなる人たちのクラスを調べてきました。まずトップである宮家の双子はどちらもSクラスでした。そしてその周りの臣家もほぼSでした。詳しい事はあまり分かりませんでしたがあちらは黄金時代ですね。それで赤葦家の跡取りもSでした。以上です」
『そう、ありがとう。………そっか、赤葦Sになっちゃったか…』
真「落ち込んでます?」
『いやその逆、めちゃくちゃ嬉しい。でもなぁ…今度会うときどんな顔して会えばいいかわっかんないなぁって思っただけ。まぁ、宮家は安定だね。』
真「うん。ツインズとして恐れられてるからねぇ。あの双子」
コーヒーを飲み終わった真留はごちそうさま、また明日学校で、と言って帰っていった。
そっかぁ、赤葦すごいなぁ。とうとうSいっちゃったかぁ。
赤葦は私の婚約者だった。
でも赤葦の家は寝返ってシャムス側についた。
そのとき私は父親が怒って婚約破棄をするのかと思ったがそんな事はしなっかた。
逆にそれを好機と捉えたのだった。自分の娘をシャムス側に嫁がせて内乱を起こさせてあわよくば政権を奪還しようと考えたのだった。
そう、いつもそう。まるで自分の子どもも駒のように扱う。自分の思うがままに動かして上手く行かなければすぐに切り捨てる。政権を奪い返す事しか頭にない。
そんな父親が大っっっっっっっっっっっっ嫌いだ。だから私は馬鹿のふりをする事にした。
父親の駒にならないために。
そして上手く行かない原因となるために。
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何か最初からヘヴィな展開になっちゃったなぁ、これから明るくなる予定です。
あくまで予定←これ大事
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ひじき(@∀@)(プロフ) - みぅぅさん» コメントありがとうございます!そうですよね…やっぱり掛け持ちって大変ですよね…ならば私はこの作品を最後まで書き通すのみです!とても好きと言ってくれたこと、作者の力となります!不定期にはなると思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
みぅぅ(プロフ) - 掛け持ちって、ホントに大変だし、どうしても新作の方に気合いが入るので…。私として、この作品とても好きなので、掛け持ちよりこの作品1つに集中してくれるとめっさ嬉しいです笑 (2020年5月31日 20時) (レス) id: 0dfb034380 (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - まりもさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅いですけど楽しみにしてくれると嬉しいです!頑張ってまいります! (2020年5月17日 12時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - こんな感じの小説(語彙力)大好きです!!続き頑張って下さい! (2020年5月16日 19時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - イーディスさん» ありがとうございます!これからが大変なので頑張ってまいります! (2020年3月23日 13時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひじき(@∀@) | 作成日時:2019年2月15日 0時