劣等生22 ページ24
立ち上がって部屋からでようとしたが京治に腕をつかまれてバランスを崩して京治の方に倒れ込んでしまった。
『いたっ!』
赤「どこ行くの。まだ話終わってない」
『ちょっ、この体勢は…』
え?今私がどんな状況かって?京治の足の間にいるお(^q^)
まってまってまって、この体勢は私の心臓がもたない。
『あのー、普通に座らせて下さいませんかね__?』
赤「却下」
『却下!?』
首に顔をうめながら言ってきた。
ちょっ、髪がくすぐったいぃぃぃぃ!まって、意図せずに笑ってしまう!!
『ちょっ!ふふっ!く、くすぐたい!ははははっ!ちょっ、マジでやめて!』
赤「んーー」
『お前わざとやってるだろ!?』
赤「ふふっ」
『ふふっ!?』
なんなの!?本当にやめてほしいんだけど!?首弱いんだよぉぉぉぉ!!
赤「Aは寂しくないの?」
ワッツ?えっ、なにが?寂しい?なんで?
?マークでいっぱいなのを気づいてなのかそのまま京治は言葉を続けた。
赤「俺たちは婚約って言う関係でいままで外で話せれてたけどそれが無くなったら俺たち話せる機会が無くなるんだよ?」
あぁ、そっか。さっき感じてた感情はこれか。そっか、私京治と話せれなくなるのが嫌なんだ。
『嫌だなぁ、それは。普通に京治とは話したい』
そう言うと京治は
赤「うん、俺もおんなじ」
そこからずっと沈黙が続いた。話す事がなくなったんじゃなくて話さなくてもお互いの傷の埋め合わせをしてるみたいだった。京治は私に後ろか抱きついたまま。私は赤葦に抱きつかれたまま。
『ねぇ』
赤「ん?」
『泣いてもいい?』
赤「いいよ」
それだけ言うと京治と向き合って今度はこっちが京治の胸に顔を埋めた。
そこからは記憶がうろ覚えだった。でも泣いている間ずっと京治が背中をさすってくれた事は覚えてた。
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ひじき(@∀@)(プロフ) - みぅぅさん» コメントありがとうございます!そうですよね…やっぱり掛け持ちって大変ですよね…ならば私はこの作品を最後まで書き通すのみです!とても好きと言ってくれたこと、作者の力となります!不定期にはなると思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
みぅぅ(プロフ) - 掛け持ちって、ホントに大変だし、どうしても新作の方に気合いが入るので…。私として、この作品とても好きなので、掛け持ちよりこの作品1つに集中してくれるとめっさ嬉しいです笑 (2020年5月31日 20時) (レス) id: 0dfb034380 (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - まりもさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅いですけど楽しみにしてくれると嬉しいです!頑張ってまいります! (2020年5月17日 12時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - こんな感じの小説(語彙力)大好きです!!続き頑張って下さい! (2020年5月16日 19時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - イーディスさん» ありがとうございます!これからが大変なので頑張ってまいります! (2020年3月23日 13時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひじき(@∀@) | 作成日時:2019年2月15日 0時