劣等生16 ページ18
角名side
会話が切れて始まった授業の内容は闇落ちについてだった。正直ビビった。柊がそんな風になるとも思えなかったし疑問しか生まれなかった。だからそっとノートを見た。後から思えばそんな事しなければ良かったと思ったけど今更どうしようもない。
俺が見たノートにはこう書かれていた
闇落ちとは・・・負の感情を溜めすぎた術者の成り果て。元の意識に戻すことは困難。
闇落ちした場合現れる特徴として目の色が変わる。また、口調が変わるなど。
闇落ちした場合の強さはその人の魔法の腕によって決まる。つまり、Sランクヤバいw
まめ知識?・・・滅多にいないが禁書が扱える術者はSランクよりももっとヤバいw
「つまり、私が闇落ちしたら何が起こるか分からない」
Aside
はぁー、やっっっっっと授業終わった〜。宮君爆睡だな…さて、自主練でもしにいくか。
そう思い立ち上がって教室を出ようとした所角名に何か握らされた。びっくりして角名の方を見たけど角名は宮君を起こそうとしていた。ふっと視線を感じて視線を動かすと片割れがこっちをじっと見ていた。やっば、ばれたかも。早く逃げなきゃ。
慌てて教室を出てきたのはいいけどあれ完全にばれてたよね。
うーん、私の変装そんなに分かりやすいかな?自分では完璧だと思うんだけどな〜
『真留!!』
真「A!!もう、どこにいたの!?探しまわったじゃん!」
『ごめんごめん』
真「その感じだとまた出たの?授業」
『あれ?ばれちった?』
真「ばれるとかそれ以前の話なんだけど。それ、変装できてないよ。どう考えてもAにしか見えないんだけど」
『ま・じ・か』
やっぱそうなのか。今度から変装グッズ買おうかな。
真「誰かにばれてないよね?」
『いや、角名と宮にはばれたかも』
真「うっわ、乙」
『うっさいわ。自分でもオワタ\(^q^)/って思ったわ』
あぁぁぁぁ、今日はほんとついてない。
そう言えばさっき角名から渡された紙なんだったんだろう。
握らされた白い紙をおそるおそる開いてみる。そこに書かれていたのは………
LINEの連絡先だった
角名たちのその後………
角「侑、授業終わったよ」
侑「んー……」
治「これなかなか起きんな」
角「だね」
治「なぁ角名」
角「なに?」
治「お前の隣まさかやけど柊やなかったよな?」
角「まさか」
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ひじき(@∀@)(プロフ) - みぅぅさん» コメントありがとうございます!そうですよね…やっぱり掛け持ちって大変ですよね…ならば私はこの作品を最後まで書き通すのみです!とても好きと言ってくれたこと、作者の力となります!不定期にはなると思いますがこれからもよろしくお願いします! (2020年6月6日 0時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
みぅぅ(プロフ) - 掛け持ちって、ホントに大変だし、どうしても新作の方に気合いが入るので…。私として、この作品とても好きなので、掛け持ちよりこの作品1つに集中してくれるとめっさ嬉しいです笑 (2020年5月31日 20時) (レス) id: 0dfb034380 (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - まりもさん» ありがとうございます!更新めちゃくちゃ遅いですけど楽しみにしてくれると嬉しいです!頑張ってまいります! (2020年5月17日 12時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - こんな感じの小説(語彙力)大好きです!!続き頑張って下さい! (2020年5月16日 19時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
ひじき(@∀@)(プロフ) - イーディスさん» ありがとうございます!これからが大変なので頑張ってまいります! (2020年3月23日 13時) (レス) id: 83953b52d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひじき(@∀@) | 作成日時:2019年2月15日 0時