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「なァ総悟、お前らどうしちまったんだよ。アレだよ?なんかめっちゃ気まずいよ?見ててすんげー気まずいよ?Aちゃんと何があったんだよ」


後ろに「沖田隊長を応援しよう委員会」のピンクのハチマキを何故か着けている、大勢の隊士を引き連れた近藤も同じくハチマキを着けて、胡坐をかく沖田に尋ねた。


「いや、それより何ですかィ、そのハチマキ。いつの間にそんなもん作ったんでさァ」

「そんなこたァどうでもいいんだ!それよかお前、何かここんところAちゃんとぜんっぜん喧嘩してねェじゃねーかよ。

いや喧嘩しちゃ駄目だけど、けどなんか遠のいてるよ?距離やべェよ天使の滝並みに遠いよ」

「何で世界一高ェ滝に距離例えるんでさァ。つかそれ距離じゃなくて高低差でしょう。勿論高みに立つのは俺ですがねィ」

「何そこで優位を主張すんの!?優位は無いよ、同じ地平線の上に立ってるよ!」

「近藤さん、人が立つ場所は既に地平線じゃねェでさァ」


何故こんな質問攻めに遭わなければならないのか、と非常に面倒な気分で沖田は全員を見据える。

が、勿論その原因がAとの気まずさであることは理解しているので、何も言えないが。


「ちっと喧嘩しちまいやしてねィ」

「喧嘩って、いつもの奴じゃないよな?どんな喧嘩したんだ?」

「それは……」


当然の疑問だとはいえ、何と答えたものか。

「Aが秘密を持ってて距離を取っていたことに苛ついて八つ当たりした」などとは口が裂けても言えない。


少し黙っていると、近藤はハッ、と目を見開いた。


「まさか、お前……」


わなわなと身体を震わせ、自身を凝視してくる近藤に、沖田は少し詰まる。


(流石に近藤さんにはバレるか……。当たり前か、餓鬼の頃から俺のことは知ってるし、このくらい分かっても…)


「お前……。欲望を抑えきれずに、Aちゃんを襲おうとしたのか!!」

「………は?」

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伽那 - 一言で言うとこれめっちゃ好き (2019年11月26日 22時) (レス) id: dad38348f0 (このIDを非表示/違反報告)
霜夜華(プロフ) - 沖田総悟さん» ありがとうございます!!もう!受験早く終われ!!!(泣)じわじわ更新ですが頑張ります! (2018年1月5日 8時) (レス) id: 3282eb2821 (このIDを非表示/違反報告)
沖田総悟 - とっても面白かったです!!キュンキュンもするし、見ながら泣きました‥。更新がんばってください!そして、受験ガンバってくださいね!!応援してます!! (2018年1月4日 19時) (レス) id: b86e1fcd7d (このIDを非表示/違反報告)
霜夜華(プロフ) - にんじん  さん» あぁありがとうございます!!(泣)あと9日なんですよねー……ハハ。頑張ります! (2018年1月4日 14時) (レス) id: e79ecf6629 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん   - 受験頑張ってください!応援してます! (2018年1月4日 14時) (レス) id: 1018656ff9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霜夜華 | 作成日時:2017年9月29日 20時

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