高校生探偵の誕生である3 ページ10
松「ったく、それにしても現場荒らして証拠やら被害者の死亡推定時刻に誤差が出たらどうすんだ」
松田は現場を見つつ新一が先に検証したことで犯人が特定できる証拠などが消えてないか危惧したが、客室乗務員の証言により新一が遺体に不要に触ってないこと、何かを隠したり拭き取ったりしてないことが証明された
伊「それに証拠を保管するビニール袋の手配も済んでいるようだな」
萩「ひゅ〜、やるね〜」
高「それにしてもあの少年は一体誰なんですか?」
目「ワシの古い友人の息子だよ」
昔、事件に行き詰まって相談をしたときに一緒についてきては現場をうろちょろしていた、と目暮は呆れ口調で説明をする
伊「でも、ここまで現場を分析する力を持っているとは恐ろしい小僧だな……」
高「へぇ!それは頼もしいじゃないですか!」
表情を明るくする高木に目暮は所詮素人だと雷を落とす。
松「それで、探偵ボウズは犯人の目星はついてんのか?」
松田は新一に発破をかけるが、新一はもちろんと言わんばかりに容疑者は4人いると告げる
新一が目星をつけていたのは女性二人は被害者の同僚のカメラマン
被害者と口論になっていた男性
被害者の前の席に座っていた外国人男性
それに加えて被害者の後ろに座っていた同僚の男性
計5人の容疑者が浮上した
だが、持ち物検査と二度に渡る身体検査をしても凶器となるものは出てこず容疑者たちは苛立ちを隠せないでいる
松「おい探偵ボウズ、ここまでしても何も出てこないなんて」
お前の推理間違えてるんじゃねーか?と松田は所詮高校生の考えることだ、と新一を呆れた眼差しで見る
萩「Aちゃんはこの事件どう思う?」
『え、私ですか?』
萩原は小説家だし新一のアシストをしていたから何か気がかりなことはあったか、とAに事件のことを聞く
『うーん、私はミステリー作家ではなく純文学なので…』
推理はどうも…と首を傾げる
『(それに、ここまで来ても原作を思い出せないなんて…)』
端々でこの事件のシーンを思い出すAだが鮮明には思い出せないので犯人も分からずにいた
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サンスー(プロフ) - Ray_鈴さん» コメントありがとうございます!長らく更新をせず申し訳ありませんでした(;_;)続きを楽しみにしてくださりありがとうございます!少しずつ更新をしていきますので今後もよろしくお願いします! (2022年12月4日 19時) (レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
Ray_鈴(プロフ) - 作品すごく面白かったです!終わってしまってるのがすごく残念です…続きが気になるので更新楽しみにしてます!頑張ってください (2022年12月1日 11時) (レス) @page39 id: 23eec1137f (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - bloom111714さん» コメントありがとうございます!お褒めいただき感謝です。作者も実際に刑事として活躍する警察学校組が見たかったなって思います。更新が停滞気味ですが書きたい話がたくさんあるので楽しみにしていただけると嬉しいです!(必死) (2022年7月30日 21時) (レス) id: 858af59c9e (このIDを非表示/違反報告)
bloom111714(プロフ) - 楽しく拝読させて頂きました。こんな風に笑いあって時に言い合っている姿を思うとこういう風景が見たかったなと思います。何度読み返しても楽しめています!素敵なお話をありがとうございます。 (2022年7月29日 10時) (レス) @page34 id: 11ae776bcd (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - 幸恵さん» ここまで作品を読んでいただきありがとうございます!指摘ありがとうございます!!修正しましたので今後もよろしくお願いします。 (2022年6月2日 20時) (レス) id: 858af59c9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンスー | 作成日時:2022年5月22日 0時