【名探偵コナン】ラプソディー3【警察学校組】

疲れたときは癒やしだよね ページ30

ナ「Aちゃん、急に誘ってごめんね？」


ナタリーに誘われAは米花水族館へ来ている


本当は伊達が非番でナタリーとのデートの約束をしてきたが急遽本庁から呼び出しがあってデートは延期となった






しかし、水族館の前売りチケットを購入してしまったのでナタリーはAに連絡をして誘ってくれて、Aも丁度作業も一段落をしていたので二つ返事でオッケーをした








『水族館なんて久々だから嬉しい！

伊達さん急な呼び出しで残念だったね？』





ナ「そういう職業だからね。

デートなんていつでも出来るし、犯罪からこの町を守る彼が好きだからね」




フフ、と笑うナタリーに『ご馳走さまです』とAは合掌する









ナ「そういえば、航からAちゃん忙しいから全然連絡取れないって言ってたからダメ元で連絡したんだけど大丈夫だった？』




『アハハ…まぁ、いろいろあって…………』




伊達を始めとする、松田、萩原は一向にAと連絡が取れないことを嘆いたが、それには訳がある




NYでの騒動から降谷たちに連れられ晩酌に付き合った日の翌朝、Aは目を覚ましたら目の前に降谷が眠っており、背中には温もりと重みを感じて首だけ振り向けば諸伏がAの背中に腕を絡ませて眠っていたのだ


Aは昨晩の記憶の一部がスッポリ抜けており、なぜこの状況になっているのか頭を悩ませた





すぐに降谷と諸伏も起き、どうしてこうなった！？と問い詰めれば二人ともキョトンとしてから意地悪な笑みを浮かべAから誘ったから断るのも失礼だろう？と言われて、Aはさらに頭を抱えた



…………同時に禁酒を心で誓った








それから新一たちと合流して、有希子に「シャロンがAちゃんにまた会いましょうねって言ってたわよ〜♡」とウインク付きで言われ、シャロンがなんで？と驚きを隠せなかった





そして、ここからが問題だ





帰国してから電源を落としていたスマホを開いたら、通知音がけたたましく鳴り響く



どれも、松田と萩原からのメールで


〈これはどういうことだ！？〉だの


〈浮気は許さないよ！〉だの


そもそも付き合ってもないのに浮気もないだろうと思いつつ似たようなメールが大量に届いていた

水族館事件1→←これは宣戦布告？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す