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第101Q ページ25

黒子side





先輩たちに別れを告げ、僕は帰路についた。


恐らく青峰君に会うであろうAさんを少し気にかけていたけれど、



後をつけるなんて悪趣味なことはしませんよ・・・


ただ、帰り道が同じなだけです・・・本当に







「・・・それで





なんで君もいるんですか。火神君」


火「なんでって、方向同じだからだよ!悪いか!!」

「いえ、悪くは無いですけど。
てっきり犬から逃げてきたのかと思いました。」



ぐぬぬ、と言葉に詰まったので、図星ですね・・・



火「・・・最近、どうよ」


急に話題を変えられた僕はなんの事だかさっぱり分からなかった。


「どうって、何がですか」

火「Aだよ。お前、好きなんだろ。」

「まぁ、そうですね」

火「ちょっとは恥じろよ」




僕は、Aさんの顔を思い浮かべて言った。

同時に、青峰君を思い出して、もやもやした気持ちが浮かんでくる。


「特に、知らせるような進展はないですけど、最近妙に距離を感じます。」


火「やっぱそうかー」



やっぱ・・・?


火「いや、俺から見ても、Aが黒子によそよそしいから
なんかあったのかって気になってたんだよ」


鈍感な火神君が気づくなんて相当ですね、と言いかけ、やめた

理由はお察しの通りです。



▽▲▽▲▽▲



火神君と別れてから、家に向かって歩き、この角を右に曲がったら、家が見えるというところまで来た。


曲がってからふと、この角、左に行けば、Aさんの家の方向・・・と思い、何気なく振り返った。





街灯に照らされた後ろ姿・・・




顔を見なくともわかる



Aさん・・・、多分、彼女を背負ってるのは青峰君でしょうか



僕は、一瞬呆気にとられたけれど、直ぐに自宅へと走った。

そのまま自室に駆け込み、息を落ち着かせる





一体、何が





考えても分からなかったので、明日聞いてみようと、お風呂に入った後に、連絡を入れた。




"明日、部活一緒に行きませんか?"

"迎えに行きます"




───


雨「お久しぶりの黒子side!やっぱり分かりません、、笑」

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涸萌佳雨(プロフ) - ミオさん» コメントありがとうございます(՞ . .՞) 近日公開ですので、今しばらくお待ちください!話の内容をどこまでにするかで題名を検討中なのです(*´ `*) 早く皆様に公開できるように頑張りますね! (2022年11月23日 11時) (レス) id: 2f583b5d8c (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - パスワードってなんですか( ; ; ) (2022年11月22日 22時) (レス) @page36 id: 7d809c8ef1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涸萌佳雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/amemoyiu722/  
作成日時:2021年9月23日 19時

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