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JK「ヌナそこ違います。」






「は、はい…ごめんなさい。」









次の日のお昼休みさっそく屋上で彼女に
数学を教えているが…



この人本当に馬鹿だな、昨日ジミニヒョンに教わったばかりの俺でも分かる問題がちっとも分かって無い









でも








JK「そこは足して下さい。」






「は、はい、」









俺の説明を真剣に聞いて必死に問題に向かう彼女に少し…ほんの少しだけ心が暖かくなって行くのが自分で分かった










そんな暖かさにモヤモヤしつつ
彼女が問題を解き終わったのは、俺が3つ目のパンを食べ出した時だった







JK「ヌナ本当やばいですね。本気でやらないと補習になりますよ?」






「ぅ…はい、頑張ります。」









JK「まぁ、俺が居るんで安心して下さい。」









得意げにそう言葉を掛けると彼女は、ホッとした表情を浮かべた。









JK「そんな事より、ヌナお昼食べないんですか?」









「あ…急ぎ過ぎてお弁当教室に、んぐっ!??」









そんな事だろうと思っていた。
屋上に来たヌナは…彼女は教科書とノート筆記用具しか持って居なかった。






そんなんじゃ体が持たない、ただでさえ華奢なのに目の下には、初めて会った時より重度なクマが出来ているし







そう思ったら体が勝手に動いて彼女の口に自分の食べていたパンを突っ込んでいた。








唖然とする彼女にニッコリ微笑み、









JK「食べて下さい。」









そう言った。






すると怯えているのか素直に食べる彼女。









そんな姿がウサギみたいに見えて面白くてからかってみたくなり



JK「間接キスですね」








JK「最後まで食べて下さい。」




JK「食べ方小動物みたいですね」



JK「ハムスターみたい、可愛い」




そんな言葉を掛けると、彼女は顔を真っ赤にし、終始下を向きながら素直に食べ続けた









彼女が食べ終えると俺のスマホのカトク通知が鳴り、確認するとルナからで









『微熱あるから早退するね』









相変わらず嘘だらけの内容
そんな彼女に虫酸が走り吐き気がしそうになる







どうしてこうもヌナと違うか、









なんて素で思い


俺復讐の為に動いてるんだよな?Aヌナを使って復讐するんだよな?なのになんでそんな風に思ったんだ、と







頭の中で自問自答していると
聞いた事のある笑い声が
下のグラウンドの方から聞こえた



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設定タグ:BTS , ジョングク , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT`) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年2月14日 19時

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