ノスタルジア 瞳の中の暗殺者【名探偵コナン】

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貴女side


@トロピカルランド




わたしたちは今トロピカルランドに来ている




ジェットコースター、観覧車、大きな船…




そして今わたしの前に建っている、この大きなお城






『あ、わたし、ここ覚えてる…』




小「そういえばお前が新一とここに来た時ジェットコースター殺人事件を2人で解決してたなぁ…」




蘭「そういえばそうだったわね！」





園「じゃあさ！あたし達も乗ってみようよ！もっとなにか思い出すかもしれない！」





高「えっと…ミステリーコースターは…隣の、怪奇と幻想の島ですね…」





@怪奇と幻想の島



ミステリーコースターに並び、ついに順番が。




乗る順番は前から



わたし、蘭ちゃん
園子ちゃん
小五郎さん、高木刑事


という順番になった




席に座ったその時、頭にふと男の人の声が流れてきた



(新「わかるか？コナン・ドイルはきっとこう言いたかったんだ！」)




蘭「ん？どうかした？」




わたしの隣にいたのはもちろん蘭ちゃんで、さっきまで見えていた男の人はいなかった





『あ、ううん、なんでもない！』





そしてジェットコースターがおわり…




小「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」





『あ、あの…大丈夫ですか？』




蘭「お父さんね、高いところが苦手なのよ笑」



『そうなんですね…』



園「そうだ、A、コーラ飲む？」



『あ、はい』





蘭ちゃんと園子ちゃんが飲み物を買いに行ってくれた




なんか申し訳ないな…記憶戻ったら、お返ししないと…



小「ったく、誰だあんなもん作ったの…ハァ…ハァ…」




わたしが後ろの方を見てた時、前から誰かが来た




その人は持っていた冷たい缶をわたしの頬に当てた




『あっ…』



(新「ホラ、喉乾いたろ！」)




園「はいよ！コーラ！」





『あ、ありがとう！』





わたしは園子ちゃんから受け取ったコーラを眺めていた




貴方が工藤新一…？




だけど…まだ貴方のことを思い出せない…



わたしは貰ったコーラをリュックのポケットにしまった



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
NO side




高「あの…毛利さん、ちょっとトイレに行ってきても…？」




小「ん？あぁ…」




高木刑事が離れた隙を見て、近くで子供たちに風船をあげていた着ぐるみが如月Aたちの方に近づく



着ぐるみはベンチに座るAと小五郎の前まで近づくと2人を見下ろしていた…

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