ノスタルジア 時計じかけの摩天楼【名探偵コナン】

123 ページ7

貴女side


今日は蘭の家でご飯一緒に食べることになってたから蘭と一緒に夕飯作った！




蘭ったら料理うますぎだわ…そりゃ新ちゃんも惚れるわけだ…うん、わかる。




ご飯を食べながらいろんな話をしている時、例の話題が…




コ「え？誕生日？」





蘭「そうよ！5月4日は新一の誕生日！3日の夜からオールナイトの映画に誘って、０時をまわった所で赤いポロシャツをプレゼントして驚かそうっていう計画よ！ま、実行するのはAだけど！」







『んね〜なんでわたしなの？新ちゃん、わたしより蘭の方が嬉しいと思うけど…』






蘭「ダメよ！Aが行くの！」





蘭…新ちゃんのこと好きなんだよね…？





なんでわたしに行かせるんだろう？？？






コ「(そっか5月4日は俺の誕生日だ…すっかり忘れてたぜ！)」





小「で？なんの映画見させるんだ？Aとあの探偵ボウズに…」




蘭「赤い糸の伝説」





コ小貴「「『あ、赤い糸…！？」」』





蘭「知らないの？結ばれる男性と女性は、生まれた時から小指と小指が赤い糸で繋がってるって話♡それを題材にしたラブロマンス映画よ♡」






そそそそそそそそそんなっ、えっ、映画を見るならっっ、な、なおさららららららら蘭が行くべきでは！？！？！？！？






コ「(うわぁ〜少女趣味ぃ〜)」





蘭「それに見てこれ！丁度Aも新一も今月のラッキーカラーは赤！だからもうこれっきゃないって決めたのよ！」





コ貴「『(決められてもねぇ…)」』





コ「(一緒に映画見られるわけねぇじゃねえか…)」




小「ん？ちょとまて！お前この映画オールナイトって言わなかったか？」





蘭「そうよ？」





小「ダメだダメだ！俺は許さんぞ！」





蘭「行くのはAなんだから、お父さんの許可なんていらないでしょ！？」





小「Aだって俺の娘同然なんだよ！若い男と女が一晩中暗闇の中でイチャイチャと…」






『変な言い方しないでくださいよ！そんなんじゃありませんから！！』





蘭「それに新一いつも自分の誕生日忘れてるんだもん！だから年に1回Aが思い出させてるの！じゃないと無駄に歳とるだけだからね！」






コ「(ハハハ〜今は逆に縮んでるけどな〜？)」




小「しかしだな〜なんと言ってもまだ高校生…」





蘭「そうだ！お父さん、森谷帝二って人のガーデンパーティ行こうよ！」






すごい話の逸らし方…(笑)

124→←122

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す