アイナナ学園の愉快な日常。 (ページ6)

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部活に入ろう！！ページ6

「軽音部？」
紡が不思議そうに聞き返す。
「そ。良かったら一緒にやらない？」
陸が僕と紡とAさんに期待の眼差しを向ける。
「確か、軽音部って結構人数多いよね？」
「そーなの？Aちゃんよく知ってるね！」
「僕とAさんはともかく、紡が音楽ダメでしょ。」
陸が「そういえば…」と固まる。
「え、紡ちゃん。楽器とか少し苦手？」
紡が軽く頷く。
「うん。中学の時の評価は、音楽オール２だった。」
「ふぇ？」
Aさんは、あまりの事に固まっている。
「ま、小学生の時の方が紡ヤバかったよね。」
「そう？」
紡が首を傾げている間にも、Aさんは「もっとやばいの！？」と驚愕していた。
「で、でも、軽音部はサポートに回ってくれたらいいんじゃない？もし、それが無理なようなら私が頑張って教えるよ！」
Aさんは、気を取り直して紡に優しく聞く。
「サポートに回ってみるよ。Aちゃん、ありがと」
「いえいえ」
「じゃあ早速だけど、入部届け出しに行く？」
陸が頷く。
「そうしようよ！確か、顧問の先生天にい達のクラスの八乙女先生だったよね。」
陸が貰ってきた入部届けに書き入れる。
「よし、いこう！」