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80話 ページ32

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こうして3人で朝を迎えるのも久しぶりだ。

元の世界にいた時も最後に揃って寝たのは10年以上も前になる。目が覚めた時、寝顔を浮かべている2人にサンドされていて、何だか懐かしいような気持ちに包まれた。


昨日の夜、フェーヂャとゴーゴリくんに監督生さんの居た世界と私達の居た世界の因果関係を説明したが、2人共疑うことなく信じてくれた。



朝の支度を整えると、挙動不審な監督生さんが朝食を届けてくださった。

隣室から呻く様な声が聞こえたが、この寮はゴーストが住み着いているらしいから気にしないことにした。




○●○





「仔犬、お前はいつ分裂したんだ。そしてそのピエロは何だ」



オンボロ寮に置いて行く訳にもいかなかった為に2人をを連れて登校すると、クルーウェルさんに怪訝そうな顔で話し掛けられた。



「分裂も何も、兄と友人です」

「何?」



そう言うと、益々訳が分からないと顔を顰めるクルーウェルさん。



「妹がお世話になっています」

「ハハハーハハ!!佳い毛皮だね!」

「あ、あぁ……」



彼は戸惑ったまま授業の準備だと言ってこの場を去って行った。



その次の瞬間、ドドドドと云う足音が聞こえる。フェーヂャの眉間に皺が寄った。



「ペンギンちゃ〜ん♡おはよぉ♡♡」



語尾に確実にハートマークが着いているフロイドくんだ。何処か予想は着いていたが。


勢い良く走って来てそのまま抱き着いたお陰で、私は少し呻き声を漏らしてしまった。

フェーヂャ、落ち着いてください。
その手に持っているナイフを仕舞ってください。



「ペンギンくんとカモメくんもおはよぉ」

「ペンギンくん………?」

「あだ名ですよ。フェーヂャがペンギンくんで、ゴーゴリくんがカモメくんですよね?」

「せ〜かぁ〜い♡」



「ハハハーハ!私がカモメなのかい?初めて言われたよ!大変愉快だ!」

「うん、真っ白いしうるせぇから」



ゴーゴリくんはフロイドくんと楽しそうに笑っている。性格が合うのだろうか。



「…ペンギンなら、Aとお揃いですね」



あ、フェーヂャも嬉しそうだ。




✄-------------------‐✄


ゴスマリ始まりましたね………

イデア推しの方々は気を確かに生きましょう。
私も頑張ります。

SSRエースくんが鍵単発で来てくれたので今年分の運は使い果たしました。

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アババババ - 80話の最後のフロイド君の発言で草生えました! (2022年11月19日 23時) (レス) @page32 id: 222bdc0355 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん(プロフ) - 猫さん» 承認しました!こちらこそよろしくお願いします! (2020年7月23日 21時) (レス) id: 9c71528097 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - あ〜ちゃんさん.......私も好物なので有り難いです......!ぜひ御願いします! (2020年7月23日 21時) (レス) id: fc34ad99ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あ〜ちゃんさん» 柘榴です!よろしくお願いします! (2020年7月23日 18時) (レス) id: f20993b4a3 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん(プロフ) - 猫さん» OKです!ありがとうございます!! (2020年7月23日 13時) (レス) id: 9c71528097 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あ〜ちゃん x他1人 | 作成日時:2020年6月29日 0時

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