暖かい春 ページ17
赤司「そんな辛そうな顔をするな。A、あまり抱えこむんじゃない。」
貴方「え…?」
赤司「Aは無理しすぎだ。もう少し人に頼れ。」
貴方「……頼れる人なんて、いないよ。」
泣きたくなるような思いで私はポツリと呟いた。
私は、1人だ。
赤司「何を言ってるんだ。僕や小太郎、玲央に永吉がいるだろう。」
貴方「え…?」
赤司「お前は、もう1人じゃない。」
.
その次の日から、私と赤司の距離はグンと縮まった。
休み時間は一緒にいることが多くなったし、放課後もバスケ部の見学に行くようになっていた。
それは赤司なりの配慮で、私を1人にさせないようにしてくれていたのだ。
どんなに寒い冬がきても、その後は必ず春がくるように。
私の心にも暖かい春がきた。
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優雅(プロフ) - すみませんが、相川だったら赤司より主席番号早いんじゃないですか?→あ【い】かわ→あ【か】し (2014年9月20日 13時) (レス) id: 248f387599 (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - ちーちゃんさん» あの続きがきになります。更新頑張って応援してます! (2014年4月27日 19時) (レス) id: 702de9c1be (このIDを非表示/違反報告)
ななちん(プロフ) - ヤバイ!赤司様かっこよすぎですーー!!!!これからも頑張ってください!! (2014年4月26日 22時) (レス) id: 01916a108a (このIDを非表示/違反報告)
黒バス中毒 - 赤司様ぁぁぁぁぁぁ! (2014年4月26日 21時) (レス) id: f641fa066b (このIDを非表示/違反報告)
ちーちゃん(プロフ) - 始めまして!誰に助けてもらうんだろうと、すごく気になります! (2014年4月26日 14時) (レス) id: 4598fb39e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめ | 作成日時:2014年4月24日 6時