【HQ】ある日、好感度が見えるようになった。

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レベル6→7



よし、いい感じだ。



着実に練習に参加して、レベルを上げていった私は、次のイベントの合宿へと準備をしていた。



他のチームのマネージャーさんとも仲良くなることで、情報を集めることもできるし、普通に友達として遊ぶこともできる。

純粋に女の子の友達ができるのは嬉しいので、そのために最近の話題を勉強したり、女子力を磨いたりしているのだ。



山本「知ってるか……噂によると烏野はマネージャーが増えて3人になったらしいぞ。」

『……3人？』


おかしい、私の記憶では烏野のマネージャーは清水さんと、谷地ちゃんの2人だったはず。

黒尾「そういえば最近増えたらしいよなぁ」

夜久「烏野すげぇな！そんなに集まるんだなぁ」

山本「くそっ、しかし俺らにだってマネージャーはいる！」

『や、やめてよ……期待全部のせるの。』


会話の選択肢のうちに、自信満々に答える選択肢と、控えめに答える選択肢が出てきたので後者を選ぶ。

リエーフ相手だったら自信満々でも良かったかもしれないが、このメンツだったら控えめが正解だろう。


好感度が上がりました、35→36


山本の好感度が少しだけ上がる。


良い調子である。このまま上げていって60前後でキープすれば、告白イベントもないだろう。




研磨「良い調子じゃん。クロにもう少し話しかけて好感度上げれば、もっとイベント増えるのに」

『いーの、これで。』


黒尾は元から好感度が高かったため、あまり近寄りすぎないようにしている。ただの幼馴染、それくらいの距離感。


研磨「あ、もしかして違う人狙い？それなら……」


淡々と説明する研磨を聞き流しながら、部活の片付けをする。

別に誰も落とす気はないんだけどなぁと思いながら、適当に相槌を打った。

2.2→←1.5

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