【HQ】ある日、好感度が見えるようになった。

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次の日、朝起きると体調はすっかり良くなっていた。


朝の食堂でみんなと会話をする。


クロ「A、昨日のこともあるし、あんまり無理すんなよ。」

『大丈夫だよー、すぐ治ったし、研磨が薬くれたし！』

研磨「ただの風邪薬だよ……」

木兎「おう！ネコマネ、もう元気になったのか！」

『ネコマネ？』

赤葦「音駒のマネ、略してネコマネだそうです。」

『佐々木Aです！』

木兎「ササキ？A？」

『はい！名前で呼んでもらって大丈夫ですよ！』



ニコッと笑顔で笑うと、好感度が少し上がる。



梟谷の人たちには、礼儀正しくも元気な感じに接する方がいいのかな？




木兎「今日も負けねぇぞぉ！！！ノーペナルティ！」

『あ、それ食べたなら食器回収しますよー』




みんなの食器を回収して、マネージャーの手が空いてる人で皿洗いをする。



ピコン、と可愛らしい音が鳴り、レベルが上がる。




レベル9→10




研磨「おめでとう、やっとアイテム使えるようになったね。」

『アイテム？』

研磨「うん、後で詳しく説明する。」




皿洗いが終わり、研磨にアイテムの説明を書こうとすると、清水さんに話しかけられる。




清水「A、これいる？」

『ハンドクリーム……？いいんですか？』

清水「マネージャーだと洗い物とかで手が荒れるでしょう？良ければ使って」



軽くお礼を言って受け取ると、説明が出る。


え、これも、アイテム？





とりあえず使ってみると、ほんのり柑橘系のいい香りがする。

匂いを楽しんでいると影山に声をかけられる。



影山「それ、なんのハンドクリームですか？」

『影山くんもハンドクリームとか興味あるの？意外〜』

影山「手の手入れはかかせません。」



セッターとして、鏡のような人だな、と感心する。

どうやら影山はいつも無香料の薬用ハンドクリームを使っているようだ。でも合宿に来る前に買うのを忘れて今は切らしているらしい。


『匂いするけど、使う？』

影山「！いいんですか？」

『貰い物だし。あとで買い出し行く時に新しいの買って来るよ。』

影山「アザッス！」



影山の好感度が上がって50になる。





なるほど、アイテムって、こういうことか。

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