【HQ】ある日、好感度が見えるようになった。

4.2 ページ19

木兎「ヘイヘイヘーイッ！！！やっぱり黒尾も来たか！」

黒尾「おう、ちょっとスパイク打ってくんね？ブロック飛びたいから。」



体育館に入ると、梟谷の木兎と赤葦がいた。


木兎光太郎、51

赤葦京治、32




……月島の8を見た後だから、30以上がとても高く見える。



灰羽「俺も飛びたいですー！」

黒尾「お前はレシーブ練してろ！A、動画撮ってくんね？」

『はーい。』




2人に挨拶をする間もなく練習が始まった。





研磨が言ってたな。第3体育館に集まる人はみんな人気キャラが多いって。




夜遅くまで自主練に付き合っていると、途中からクロに煽られた月島も練習に混ざってきた。




『……あれ？』



好感度が、10から9になっていた。


たかが1ポイントでも命取り、何か失礼なことをしてしまったのかと心配する。




黒尾「A、どうした？疲れたか？」

『ん、大丈夫。』

赤葦「顔色が悪いですよ。無理せず休んだ方がいいんじゃないですか？」

『……そうする。すみません、動画のデータあとで送っておきます。』



何故かわからないけど、体調が少しだけ悪くなった。目眩ってほどでもないけど、ほんの少しの寒気と吐き気。


汗で体が冷えたのかもしれない。




月島とは会話せずに、体育館を抜けた。

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