手前に食わせる飯はあるけども【文スト】

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中原side

幹部専用休憩室

「あああああああああああああああああああああああああああ」

ソファーに寝そべり、
俺は長く、取り合えず長く唸った

彼奴、可愛かったな、

明日も時間があれば行こうか

否、絶対行く

きっと彼奴も来てほしい！

『は、早く来いよ...？
待ってるからな...？』

そして、彼奴は照れながらも...

『お前は、客じゃなく、...好きな奴だから...』

「彼奴、ツンデレで天然でマジ可愛かったなー」

あ、彼奴は好きな奴居るんだよな...

誰だろうか、彼奴を惚れさせたのは...

「何を言っておる幹部殿
未だ家を見つけておらんのか
そろそろ私的には迷惑なのじゃが、」

上から声がした

何回も聞いた声

「姐さん、」

「なんじゃ居候小僧
家でも見つけたか？」

本当に迷惑なのかさっきから舌打ちばかりしてくる

姐さんこんな時面倒なんだよな...

あ、そうだ

「姐さん、朗報だ」

「なんじゃ」

「俺好きな女出来ちまったー！」

俺は満面の笑みで姐さんに言った

其れなのに姐さんは後ろにひっくり返った

「は？
は？？
ハァ？？？

......はぁぁあぁ！？！？」

「は？を四回も言うなよ！！

流石に悲しいぞ

「ちゅ...中也、四月莫迦は少し遠いぞ？
は？中也に好きな女が出来た？
明日巨人が壁を壊しに来るのかえ？
お...鴎外殿に連絡を...」

「姐さん！俺が好きな女出来ても、
そんな巨人は横浜に来ねえ！！
違うアニメ出てんぞ姐さん！！」


姐さんは顔色を悪くした

あれ？いけなかったか？


「あの脳筋莫迦の中也に好きな女！？
本当に中也如何したんじゃ！！
一体何が起こった！！？
一体中也が何をしたというのじゃ！！
今まで何人も殺してきたからなのか！
そうなのか！
否、其れでは私にもあるはずじゃ...
もしかして異能か！！
良し中也！今からその異能者を殺しに行くぞ！」

「泣いて良いか姐さん！」

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