017 特別支援学級の日常 ページ20
こんにちは。斎です。
誰かこの状況を説明してください。
「“チオン”ちゃんがね!皆をいじめるから!」
あぁ、うん。動作科保育部すみれ組の見栗 詞音ちゃんと知的科小学部五年の早川 実里ちゃんが喧嘩したのか。
「チオンじゃない!シ・オ・ン!」
ちなみに青葉級は周辺の小中高合同学級だから。
「「ねぇ!どっちが悪い!?おねにいちゃん!」」
「う¨っ」
おねにいちゃんは僕のこと。お姉ちゃんみたいなお兄ちゃん(女みたいな男)だから。何気に刺さるのに。
「詞音ちゃん。それはね、仕方のないことかもしれない。でも、良くないことだからね。お友達を叩いちゃったら謝りなさい。」
ううっっと目をウルウルさせる詞音ちゃん。
「ほら!チオンが悪いんだ!」
「実里ちゃんもだ。そういうことは言わないの。「でも!謝んないんだもん!」あのね、たくさん嫌なこと言わr「皆の嫌なことしてた!」言われたらね。言い出すのに時間がかかっちゃうの」
この子達、二人ともほとんどネグレクト状態だったから大変だよ。はぁ。
「あうぅっ、ごめんなさい!斎君!」
彼女は保育部担当の教員、神屋 マオさん。先週配属されたばかりでこんなことはよくある。
詞音ちゃんがマオさんに回収されたから多分大丈夫。うん。
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浜花乃 - 面白かったです!文才ないって言ってましたけど、私より断然ありますよ!それに、上手だなと思います!私もですけど、更新頑張ってください! (2020年2月15日 20時) (レス) id: effc3ac0ee (このIDを非表示/違反報告)
皇海 宙(プロフ) - 不思議な感じがします、続きが気になります!更新頑張ってくださいo(`・д・´)o (2020年2月2日 15時) (レス) id: 38af579ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミカゲ | 作成日時:2020年1月30日 16時