カルデア杯inカルデア ページ48
イシュタル
『最後の種目はこれよ!!』
ばばん
『愛してるゲーム』
エリザベート
『あいしてるげーむ??』
刑部姫
『愛してるゲームとはお互いに愛してると言い合って先に照れた方が負けっていうゲーム!推しカプがしてるのを見ると萌える……っていうか姫達がこれやるの!??』
ダヴィンチちゃん
『最初はそれも考えたんだけどね、ちょうどAちゃんが起きてきたので……』
イシュタル
『マスターに愛を囁いて、先に照れさせた方が勝ちよ!!』
A
『突然のハーレムモード突入です??』
何がなんだか分からない。
だが趣旨を理解したエリザベートが、私が状況を飲み込み終わる前に進み出た。
エリちゃん
『イイじゃないの!さあ、子リス。アタシの愛ぱぅわあ全開のバックナンバー、聴かせてあげるわ!おほん!』
A
『なんと!?え、ちょっと待ってダヴィンチちゃん特製耳栓がッ』
エリちゃん
『あ、……ああ……、愛してるわ子リス!!』
A
『え……。』←(耳栓を落とす)
サーヴァント一同
『え。』←(耳栓を落とす)
普通に、頬を赤らめながら言ってみせた。
エリザベートが、愛してると。
歌でなく。
ハッキリと言葉で。
エリちゃん
『……な、何よ何よ何よ!アタシだって愛してるくらい言えるんだから!!』
刑部姫
『ま、マーちゃん!エリエリばっかり見てないでひ、姫の事もかまってよ!!』
あまりの事に目をぱちぱちさせながらエリザベートを見つめていたところを、今度は刑部姫に袖を引っ張られる。
刑部姫
『マーちゃんのこと、一番愛してるのは姫なんだから!引き篭もりも、素の姫を見ても優しくしてくれた……。マーちゃんが好き!愛してるのっ!!』
A
『お、おう……。』←(不覚にもときめいた)
サーヴァント一同
(あざとい……。)
ダヴィンチちゃん
『いやー、いいね〜。ニヤけちゃうね〜。』
イシュタル
『見てるこっちが恥ずかしいわ……。これいつになったら終わるの…。』
エリちゃん
『お、おっきーズルいわよ!子リス、愛してるわ!!』
刑部姫
『ズルくないもん!あ、愛してるーー!!』
その後も愛してるゲームは続き、決着はつかぬまま朝を迎えることとなったのだった……。
謎の復讐者1
『愛してるか…。フッ、我が共犯者に囁くにはナンセンスな言葉だな。』
謎の復讐者2
『カルデアで1番愛が重っ苦しいアンタが言うんじゃ無いわよ、燃やすわよ。』
287人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てでん - 今更かもしれませんが……どちゃくそ面白かったです (2020年11月15日 0時) (レス) id: 210a21a08c (このIDを非表示/違反報告)
ラブさん - 孔明リリィとイチャコラ(健全) (2020年4月4日 13時) (レス) id: 794297709b (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - ちょっとピンクな展開からギャグになるのが堪らなくおもしろいですッ!!!!!! (2019年12月18日 16時) (レス) id: 6a1031d99d (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - とても今さら感がありますが…金平糖は南蛮貿易の時に入ってきたお菓子ですよ〜… (2019年6月2日 11時) (レス) id: de682292c0 (このIDを非表示/違反報告)
第一村人 - お疲れ様です!一気読みしたのですがとても素敵なお話で魅入りました!欲を言ってしまえば続編期待してます! (2018年6月24日 1時) (レス) id: 2f2b87b930 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:九曜桜(クヨウザクラ) | 作成日時:2017年12月28日 13時