君のハートにロックオン! ページ14
ロックオンチョコをゲットしたのは……
inマイルーム
A
『…………………。』
ある、1つの箱と睨み合っている。
A
『……よしっ、決めた!!』
inカルデア廊下
A
『ロビーン!!』
ロビンフッド
『ん、どうしたんすか走ったりして……』
バッ!
A
『ハッピーバレンタイン!!』
ロビンフッド
『!!』
手渡したのは、赤いハート型のチョコレート箱。
皆用に作った物ではなく、正真正銘彼だけのために。
ロビンフッド
『俺に、コレを?』
A
『早くから私の召喚に応えてくれて、ずっと最前線で戦ってくれたでしょ?日頃のお礼って意味もあるけど、その…ロビンだけちょっと特別なんだよ!』
ロビンはきょとんとしていたけれど、しばらくすると恥ずかしそうに頭をかいた。
ロビンフッド
『ハハッ、そりゃあ騎士見習い冥利に尽きますわ。これからも俺のこと頼ってくださいよっと。』
A
『うん!じゃあ、私他の人にもチョコ渡してこなきゃだから。またね!』
【ロビンSide】
ロビンフッド
『行ったか………。』
手の上に乗っている、赤い箱を見つめる。
俺だけ、特別。
マスターはそう言っていた。
ロビンフッド
『はぁ、柄でもないの最前線に居座るとはねぇ…。俺相当マスターにほだされてるなぁ。』
???
『その通りだな。』
ロビンフッド
『……………。』
気配は無かった。
……新宿のアサシンか。
新宿のアサシン
『ご名答。というか、後々来た俺が言うのも何だけどさ、アンタ何かを守りながら戦うタイプじゃないだろ?なんであんなにすぐ召喚に応じたんだ。』
ロビンフッド
『………ハッ、それはオタクがコレをもらえるくらいになったら教えてあげましょうかねぇ?』
新宿のアサシン
『……マスターに必要な従者は俺だから。すぐにでもアンタをお役御免にしてやるよぉ?』
それはどうだか。
いつだって側で見てきた。
いつだって隣で支えてきた。
召喚に応じたのはきっと心のどこかで彼女を守りたいと思ったからだ。
ロビンフッド
『俺のマスターが望む限り、俺がAを守りますんで。』
ロビンフッドの内の1人。
そんな俺でも喚んでくれた。
木漏れ日から差し込む光のように。
柔らかく、暖かいあの声で呼んでくれるなら。
守ろう、皐月の王の名にかけて。
ロビンフッド
『俺が永遠の従者ですよ。』
バレンタインリクエスト
ロビンフッド 【永遠の従者】
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てでん - 今更かもしれませんが……どちゃくそ面白かったです (2020年11月15日 0時) (レス) id: 210a21a08c (このIDを非表示/違反報告)
ラブさん - 孔明リリィとイチャコラ(健全) (2020年4月4日 13時) (レス) id: 794297709b (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - ちょっとピンクな展開からギャグになるのが堪らなくおもしろいですッ!!!!!! (2019年12月18日 16時) (レス) id: 6a1031d99d (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - とても今さら感がありますが…金平糖は南蛮貿易の時に入ってきたお菓子ですよ〜… (2019年6月2日 11時) (レス) id: de682292c0 (このIDを非表示/違反報告)
第一村人 - お疲れ様です!一気読みしたのですがとても素敵なお話で魅入りました!欲を言ってしまえば続編期待してます! (2018年6月24日 1時) (レス) id: 2f2b87b930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九曜桜(クヨウザクラ) | 作成日時:2017年12月28日 13時