12限目 ページ13
私達は懐中電灯を照らして病院の入り口へと足を進めた。今回は伊地知から渡されたからきっと電池は抜かれてないだろう。
電源を入れると無事に灯りがついてホッとする。
伏「じゃあ中入りますよ」
入り口手前で伏黒が振り返りそう言う。私達はコクリと頷いた。
病院の中に足を踏み入れると、ほんのわずかだが呪力を感じた。
虎「おわ〜しっかり雰囲気出てんじゃん…」
伏「……厄介だな。ほんとにこんな所に特級呪霊が居るのか」
『窓達を疑うのは良くないけど、流石にここまで気配を消してるとなると…相当厄介だね』
伏「虎杖、釘崎ここから二手に別れて探索すんぞ」
しーん。
伏「おい虎杖、返事しろ。虎杖…
おい虎杖……？」
しかし幾ら恵が呼び掛けても反応しない虎杖。
伏「Aさん！釘崎は！？」
先程まで2人がいた場所を振り返るが、既に2人の姿は無かった。
伏「どういうことだ……！2人して急に居なくなるか普通……」
珍しく恵が慌ててる……これはレアだよレア。
『恵、取り敢えず落ち着こう。きっと悠仁達もその内見つかるはず。私達は病院内を探索しよう』
伏「そうですね。くれぐれも離れすぎないようにしましょう。念の為俺の式神を出しておきます」
『式神か〜心強いよ。ありがと』
恵が術式を唱えると白と黒の狼の式神が現れた。
そして進もうとした時、懐中電灯の電池が切れた。
(゜＿゜)
あのノッポ……やりやがった。
電池は確かにあったけど、ギリギリの奴渡してきやがった……！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
？？？side
四人を送り出した後、車に戻った伊地知はある人物に電話を掛けた。
伊「もしもし。五条さん」
《あれ〜伊地知じゃない。どったの？》
伊「四人を無事廃病院まで送り届けました。しかし幾らAさんが居るとはいえかなり心配で……」
《う〜ん僕も行きたいの山々なんだけどさー、
今大阪に居るんだよね》
伊「え……お、大阪？喜久福が売ってるのって仙台ですよね……？」
《いやちゃんと買ったんだよ？そんで新幹線の中で食べてたらいつの間にか寝ちゃっててさ〜……
目が覚めたらここ何処状態だったよ……って伊地知聞いてる？もしもーし？》
ハハハッと軽い笑いを含みながら話す五条。
その話し相手は既に魂が抜けていた。
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
