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踵を返して戻るが、レオリオはヒソカに動きを封じられている。あのままじゃレオリオが死ぬ。
「その手離せ！！このバカ師匠がー！！！」
その腕を蹴りあげて拘束を解き、レオリオを連れて後ろに下がる。
「A、逃げるなんて酷いじゃないか♦︎」
「うるさい、レオリオ達に手を出すなら私も黙っていられないの」
「どうして？今日初めて会ったばかりの人間にそこまで情をかけるんだい、君らしくもない♠︎」
「私の守るべき存在だもの」
そう啖呵を切る……が、ヒソカは不思議な笑みをたたえる。
「ボクと同じ人殺しの君が人を守る……ねぇ？
君は何も守れやしないさA♣︎」
目を離したつもりは無い。気がついたらヒソカは私の耳元でそれを囁いていて、後ろにいたレオリオは殴り飛ばされた。
「っレオリオ！！」
向かおうとしてもヒソカは私に攻撃をして邪魔をする。受け止めたり流すのが精一杯で攻撃をかけられなかった。
「あーあ、なんでこんなに反抗的になっちゃったのかなぁ？もうすこし躾けるべきだったかもね♥︎」
脚を払われて地面に倒れ込む私にトランプを投げようとするモーションが見える。
目を閉じてその衝撃を待つが、変わりに聞こえてきたのはゴンの声。
「Aとレオリオから離れろ！！」
「ゴン来ちゃ駄目！！」
案の定ヒソカはゴンへと標的を移し、その首をつかんで持ち上げる。
「ふーん、仲間を助けに来たんだ…………
合格♥︎」
驚いたことにヒソカはゴンをそのまま降ろして、気絶したレオリオを担いだ。
「大丈夫、殺しちゃいないさ彼も合格だからね」
「何を考えて……」
でもこれで皆がヒソカに殺されることは無いのかもしれない。現に私も、ゴンもレオリオも、戻って来てしまったクラピカも殺される様子はないから。
「あ、そうだAをよろしく頼むよ、ボクの可愛い可愛い弟子なんだ♣︎」
そこは言わんでいい。
最後に爆弾を落としてヒソカは霧の中に消えていった。
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薄桃桜(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます！！やはり作った当初からどうにか4人と絡ませたいと思っていたのですが、こんなに終盤になってしまいました笑。これからも応援よろしくお願い致します。 (2022年11月23日 8時) (
レス) id: d27f44688d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 更新されてる〜！この作品、めっちゃおもしろいです！特に夢主ちゃんと、主要キャラ四人との絡みがおもしろい！これからの展開が楽しみです！ (2022年11月14日 19時) (レス) @page49 id: c18f4cb640 (このIDを非表示/違反報告)
薄桃桜(プロフ) - あるみくさん» 拙い文章ではありますが、少しでも誰かの心に響いたなら本当に嬉しいことです。細かな所まで見て頂いてくださったことも嬉しい半分気恥しさ半分ですね。今少し忙しく下書きが進んでいませんが、必ず完結させたいと思っているので頑張ります！ (2022年8月14日 12時) (レス) id: d27f44688d (このIDを非表示/違反報告)
あるみく(プロフ) - とても感動しました！特に、パクが主人公と再会したところで、私本当に泣いちゃって笑。主人公の人間らしい感情の変化や、1の時の「復讐は連鎖」という言葉にも心を動かされました！更新頑張ってください！ (2022年8月13日 19時) (レス) @page28 id: 1448334fe6 (このIDを非表示/違反報告)
薄桃桜(プロフ) - 真昼さん» 元々漠然とした思い付きから描き始めたので確かに何度か時系列やループで悩んだ事がありました……でも楽しくここまで書けているのでこれからも引き続き更新頑張りますね！ (2022年8月7日 23時) (レス) id: d27f44688d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薄桃桜 | 作成日時：2022年7月26日 22時
