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「ワンチっ!!」

「レフトレフト!!」




『おぉ……凄い迫力』

流石高校生男児ともなるとパワーが凄い。中でも東峰さん、田中先輩がダントツだ。

日向はまぁよく飛ぶんだよ。すんごい走るし、見てるだけで息切れる。





……で、飛雄はセッターなんだけど……意味わかんない。

よくあんなところからトスするよ……、日向言ってたけど天才って……本当なんだな……



飛雄、凄い成長したんだね。


「そういえば、Aちゃんは変人速攻見た事
無いよね?」

『ん?変人…??』


潔子さんは私に笑いかけると、じっとコートの方を向いて言った。


「この烏野は日向と影山の変人速攻のおかげで
すごく進化したんだよ…まだ、途中だけどね。
…今年は絶対全国行くんだ」


そっか、インターハイがもうすぐなんだっけ……全国……か。









にしても、日向と影山の…その、変人速攻?ってなんだろう。普通の速攻と何が違うんだろ…









お、レシーブ凄い。流石澤村さん。守りは西谷先輩と澤村さんが群を抜いてるからなぁ。




上手く飛雄の方にボールが行くが、あそこから上げるなら田中先輩だろう。でも…ブロックが……









ピーッ



点数のホイッスルが鳴る。









『え……今、あの一瞬で日向が打ったの…?』








殆ど目で追いつかなかった、あの場面でのバックトス、からの超速攻。





「凄いよね」


『……はい、凄い…凄いかっこいいっ!!!』

成程、これが変人速攻!!


凄い、烏野凄い!!守りはまだまだだけど、攻撃が凄い!!目を引くというかなんというか、とにかく凄い!!




今の1点で日向達のチームが勝ったようだ。


タオルを渡していく。



「なぁなぁ!!見てた!?」

『うんっ!!日向すっごいね、あんなバビュンっ
て!びっくりしちゃった』

「だろ〜!!」

「……」

『影山もナイストスだったよ!!……あ』






勢いで話かけてしまった…はい馬鹿ー。


「……ん」


タオルを受け取ると、そのまま澤村さんたちの方に行ってしまった。


『……え』

私今怒られなかったね、え?なんか変なの食べたのかな。


「……多分、古部がバレー好きなの…あいつも
ちゃんと分かってきてるんじゃないかな」

『……どうだろ』

「だって、俺達の試合見てる時、古部すんげぇ
顔キラキラしてたからな!!」

『……だといいけど…』

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ゆん(プロフ) - めちゃくちゃおもしろかったです🎵続きが気になります! (2022年4月8日 9時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薄桃桜 | 作成日時:2021年1月17日 16時

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