小さな予告編。 ページ17
壁がそびえ立っており窓もなく、扉もない。
空も見えないそんな状況の空間に、
少女は一人で訪れていた。
ここは、天国か、はたまた【地獄】か。
｢暗いよ、怖いよ……。｣
実際に生き地獄のような空間に、ひとりうずくまる彼女は、聞き取れないぐらいに分からない言葉を次々に並べていた。
「もう嫌だ……。なんで私がこんな目にｯ…。」
顔はよく見えないが、泣き声が響くので泣いているのであろう。
呼吸がだんだん荒くなっていくのが分かる。
彼女は自分の両耳をぎゅっと塞いだ。
真っ赤になるほどに、強く、強く。
「……い、いやぁぁぁあああ！！！｣
自分の叫声が壁に反響して、こだました。
｢入ってこない、で……あ、ああ______。｣
涙の粒が一滴ぽつっと零れた。
その粒が刻まれた手首に落ち、跳ねる。
｢あは…あはははははは！！｣
彼女は狂ったような笑みを浮かべた。
まるで【別人】に乗り移られたようだ。
濡れ、視界が曇っていたが、
それすらも無視して両手の手のひらを見つめた。
「私って誰？貴方って誰？」
そう言い、空っぽと言ってもいいほどの顔を見せた。瞳に復讐心を強調するような赤色が染み込んでいく。
沙織は【助けて欲しい】と言う心の底からの願望を心の奥底にしまい込んでしまった。
本当の自分を忘れて、自分の全てを別人に差し出してしまったように……。
そんなことが起こっているとは梅雨知らず、
片桐と名乗る女は達成感を感じながらも、何処かがちくりとささる不思議な感覚も味わっていた。
お得意のポニーテールを解き、髪を少しだけなびかせると、街の中へ溶け込んで行った。
「これも全て計画通り…。
そう、私は悪くなんてないもの。そうなのよね？｣
現在彼女の身に起こっている謎に包まれたことは、
誰にも分からなかった。
全てを仕組んだ片桐も、親友達でさえも。
記憶喪失編 〜開幕〜
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ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - 依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。さん» お「え、俺のこと好きなの///？え、嬉しい///ありがとう///」もも『あれぇ？いつもなら結婚して！とか言うのにどーしたのかなぁ？あらら、耳が赤いけど？』お「うるせー！俺だってさぁ、真面目に考えるし///」 (2019年5月2日 21時) (
レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。(プロフ) - ももまつ(全松girl)@低浮上気味さん» 可哀想だけど、ごめんおそ松！実はそういうところも好きなんだよね笑。とんだ茶番ですね笑笑。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 0d2970c678 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - 依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。さん» お「え、なんかお兄ちゃんの扱い酷くない！？依愛は優しい？けど…。お兄ちゃん寂しがってるよ？」もも『ごめん！ももまつさんはどーでもいいかなー！ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ』 (2019年5月2日 21時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。(プロフ) - ももまつ(全松girl)@低浮上気味さん» そうなんですね笑。おそ松推しなんで凄く嬉しいです！頭にたんこぶをつけたおそ松が想像出来ちゃいますね笑。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 0d2970c678 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - 依愛(いあ)さん» 最初のところは私の小説のおそ松ですw私が殴っときました！(⌒∀⌒ )ｱﾊﾊﾊﾊﾊ (2019年5月2日 21時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依愛(いあ)@あるぷすいちまんじゃく。 | 作成日時：2017年1月16日 21時
