16話「謝花 梅」 ページ16
梅side
二ヶ月前、お館様に護衛を頼まれて宮城の高校へ編入した
稀血が多い理由で青葉城西のバレー部へと流れるように入部した
そこにいたのは、及川先輩のファンの”加藤心愛”三年
そいつは私の事が気に入らないらしく、マネージャーの仕事を押し付けられて虐められていたりした
梅「お姉ちゃん!!!!!!お兄ちゃん!!!!」
今、いるわけない
お姉ちゃんは、兵庫県の護衛をしている
寂しいよぉ、お姉ちゃん
苦しい
ムカつく
殺してやりたいわ
鰹節「恥ずかしくないの、そんなギャン泣きして、心愛の気持ち考えなよ」
A「あら?貴方達はこの状況をみて不自然だと思いませんか?」
梅「お姉ちゃん!!!!!」
A「久しぶり”梅”それで…..この状況はなに?」
鰹節「だから、謝花が心愛に仕事押し付けて遊び回っているからやる気ないならバレー部やめてくれないかなと」
A「へぇ、梅が遊び回るだなんて、有り得るかしら?妓夫太郎?」
妓夫太郎「有り得ねェなぁ」
梅「お兄ちゃん!!」
A「貴方達は目の前の事実しか信じていない、もっと周りに目を配るべきよ
今は梅を疑っているかもしれないけど、自分達の足元もちゃんと見なさい
じゃないと、後悔するわよ
この状況だっておかしい事に気が付いているでしょ?貴方は?」
及川「っ!」
A「梅が心愛?に水を掛けたなら、なんでバケツは心愛の近くにあるのかしら?
それに、心愛は頭にかけて体濡れているわ、という事は自分で掛けたんじゃないかしら
だって梅の方が身長が小さいのに、頭を濡らす事は出来ないはず
ほんとに梅がやったならば、彼女の周りにも水溜りが出来ているはず
だけど、おかしいわね、心愛さんの周りだけ見事に水溜りになっているわね」
さすが、お姉ちゃん
頭がキレるわ、私に状況を説明する事なんて不可能
私は頭が悪いから
こんなに客観的には到底見れないわ
岩泉「岩泉一です、貴方は」
A「稲荷崎高校マネージャーよ、継国A」
及川「なんで初対面の人に説教されてんの!」
A「梅は私の妹だから、いじめは許さないわ。ね、そうよね妓夫太郎」
妓夫太郎「そんで、どうする?こいつら消すか?」
お姉ちゃんは、お兄ちゃんのほっぺを抓る
A「梅は頭が悪いし口も悪いから、悪女みたいみ見えるかもだけど、実際は優しい子なの
ちゃんとみてあげてください、話はそれだけです」
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作者名:輝夜 | 作成日時:2022年3月13日 13時