烏養コーチ ページ45
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音駒高校との練習試合が決まって数日後、合宿まで残りちょうど一週間。今日は先日とは違って春風が心地よく、少し涼しい日だった。
部活のアップはペアを西谷と組み、体をほぐし合う。
田中「そういやノヤっさん。こっちに来れない間の「特訓」って何やってたんだ？」
西谷「んー、主にブロックフォローだな。ブロックされたボールを拾いまくる特訓！」
二人の話を聞きながら柔軟をする。
西谷の特訓内容はこの時初めて聞いたのだが、そう言われてみれば西谷の服の下に除く肌に青あざが幾つも見えた。
やはり彼的に対伊達高戦はかなり責任を感じる試合になったのだろう。普段馬鹿らしく無邪気なこいつも、考えるところは考えているのだ。相変わらず仲間思いな奴。
田中「ノヤっさんあんたまじかっちょいい奴…！！」
貴「何泣いてんのお前。」
西谷「鼻水も出てるぞきったねぇ。」
田中「あれ俺のチームメイト辛辣すぎんか？？」
ほろりと涙を流した田中に二人揃って冷たい視線を向ける。直後涙を止めて信じられないものを見るかのような目を向けてきた田中だったが、それは無視をした。
武田「お疲れ様ー！」
その時体育館の扉が開き、武田先生がいつも通りの登場。それに気がついた僕たちは、澤村先輩の掛け声で集合しようと＿＿
澤村「集ご、っえ！？」
武田「紹介します！今日からコーチをお願いする烏養くんです！」
＿＿いつも通り、ではなかった。
武田先生の背後に佇むのは、長身の金髪の男。フィジカルがなかなか強く顔面もイカつい彼は一見すくみ上がりそうなほど恐ろしいが、彼のことはよく知っていた。
どこからどう見ても坂ノ下商店のあのお兄さんである。二年前からお世話になっているあの。
澤村「こ、コーチ！？本当に！？」
烏養「音駒との試合までだからな。」
澤村「はぁ……」
彼はただの店員さんではなかったのか？ってかバレーできるんでしょうか…。疑問はたくさんあり、とりあえず訳のわからない展開に首を傾げるしかなかった。
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
