そしてまた一歩 ページ37
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そして、そんな騒動の数時間後。
西谷「だからよー、お前らよー！こう、サッと行ってスッとやって、ポンだよ。」
山口「？」
月島「？？」
日向「？？？」
何故か元気そうな西谷が帰ってきていた。びっくりである。
菅原先輩の服の裾をちょいちょいと引いて西谷を指さす。何であいつ帰ってきてるんですかと多少不満を顔に出しながら聞けば、菅原先輩はケラケラと笑った。
日向に説得されてレシーブ教えに帰ってきたらしいぞ、と。そういえば先程日向が体育館を抜け出して行ったのを見ていたが、そういうことだったのか。
日向に呼ばれれば戻ってくるのか。日向よりも僕の方が付き合い長いのに…と多少凹む部分がなかったといえば嘘になる。
が、別にそれはどうでもいい。今はわけのわからない西谷の説明で混乱しまくっている後輩を助けることが優先だろう。
貴「説明下手は引っ込んでて。」
田中「だめだ…本能で動く系の奴は何言ってんのかさっぱりわからん…。」
影山「そうですか？俺何となくわかりましたけど。」
貴「ちなみに影山が何か説明する時も何言ってるかわかんないからね。」
田中「バッとかグワッとかな。」
影山「え」
西谷ついでに影山も批判しておく。少し向こうで武田先生が「彼が烏野の��守護神��かぁ、かっこいいねぇ」とニコニコ褒めているが、果たして西谷にその言葉が似合うのかどうか。
………まぁ、100歩譲ってバレーをやっている時だけは頼もしいと言っておいてやろう。
澤村「あの小さい身体で、存在感がすごく大きい。彼が後ろにいると安心感が違うんです。まぁ、少し喧しいですけどね…。」
そう武田先生に話す澤村先輩の視線の先を、僕らもつられて見る。
下手くそなレシーブを披露する日向を指差しギャハギャハと笑っている西谷。少し喧しい、という言葉で済ましていいのかあれを。
菅原「…にしても西谷全然訛ってないなあ。」
貴「あーあれ…部活禁止中も、ママさんチームとかに混ざって��秘密の特訓��してたらしいですよ。」
田中「��秘密の特訓��…！？なんか響きがいかがわし」
菅原「それ以上変なこと言ったら、わかってるな？田中。」
田中「ﾊｲ」
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
