【青葉城西】セイジョウ＋カレシ【短編集】

松川一静*白雪姫＃あゆ・ω・)ノ様リク ページ31

｢あ、松川くん｣



｢...A？｣



偶然居たクラスメイトの松川くん



何でこんなところに



｢なかなかここ、人こないんだね｣



｢そうだよ。だから、松川くんいるのびっくりした。｣




今は図書室に二人っきり。



｢何か調べ物？いや、ただひなたぼっこしにきただけ？｣



｢正解、よく分かったね｣



｢誰でも分かるよ、参考書なんてないし、松川くんぼーっとしてたから。｣



隣いい？と聞くと、いいよ。と返してくれたので遠慮なく座った。



今、童話にはまっている。



アリスとかシンデレラとか。(童謡っていうのかな？)



そして今持ってきたのが白雪姫の本。



毒リンゴとか、王子様のキスで覚めるとか。



そんなお姫様要素たーっぷりの女の子なら誰しも一度は憧れる話。



まぁ、私もその憧れた女の子の一人なんだけれども。



｢...現実知っちゃったからなぁ。｣



｢何が？｣



｢いや、こーゆーさ、物語の主人公に昔はなれる！って思ってたんだけど...現実見ちゃったらさ、そこで終わりなんだよなぁ、って。｣



｢...白雪姫、だっけ。ソレ。王子様のキスで覚めるってやつ｣



｢そうそう。..いいよねぇ、なんか、素敵｣



松川くんはどう思う？



そう聞こうとしたとき、



手首をつかまれ、そのまま机にどん。



恥ずかしいよりも、痛いという気持ちが勝った。



｢...痛い、よ｣



｢Aさんが白雪姫だったら、王子様って誰なの？｣




....私が白雪姫だったら？



｢そんなの、無理だよ。ありえない。王子様自体いないもの｣




｢じゃあ俺がなるって言ったら？｣





松川くんが？




｢......｣




...悪くない。




｢なってくれないの？王子様｣



｢！｣









｢...なりますよ、俺だけのA｣








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ああ、クサイ話になった。



テスト返って来ました。



もうお前かえってくんな。



...あと、多分、誰か様のリク書き忘れていると思うんですよ...。



すみません、もし居た場合、もう一回コメください。

及川徹*もう＃はる◎様リク→←岩泉一*ご褒美＃みか様リク　裏

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