【青葉城西】セイジョウ＋カレシ【短編集】

松川一静*猫耳＃ 未蘭様リク 微裏 ページ24

松川が休んだ。



風邪かもしれないってことらしい。



｢A、帰りちょっと様子見てきなよ。｣



クソ(誰だか言わなくても分かるよね)から言われ、仕方なく行くことに。



｢部活サボれるからいっかー｣



世に言う歩きスマホ(しちゃだめ)をしながら松川の家とーちゃく。




呼び鈴を鳴らす。



『…はい』



｢あれ、松川。風邪なんじゃないの。｣



『誰だか名乗れよふつー』



｢私だよ、声でわかるでしょ｣



『私私詐欺？』



｢ぶっ倒すぞてめぇ｣




はいはいと呆れた声で入れてくれた。




…つか、お前




｢風邪なんじゃないの？｣



｢！！｣





一瞬ビクッとした。




それに



｢部屋の中でパーカー着るとか…なんの趣味？｣




｢うるせ…｣



こっち向いた瞬間、



フードがとれた。





｢………え｣






目の前には



猫耳をつけた男の人。




｢え、ちょ、まじ、なんの趣味？引くわ｣



｢だから！趣味じゃねーって！朝起きたら生えてた｣



｢どこの漫画だよ｣



まあ理由は判ったとして




｢可愛いな｣



｢……はぁ？｣






うず、と触って見たくなる。




手を伸ばした、矢先。





｢…A、またどーせ触ろうとしたんだろ｣



｢……バレた？｣




あははーなんて笑っていた。



すると



松川に手を引っ張られた。



｢いたっ！？｣



｢…猫ってさーはつじょーきあると思う？｣



｢知らない！離せ！｣



｢まあ俺にはあるみたいなんで。｣





といいながら耳に違和感。




｢ちょ、っと…！なんで舐めてん、の…//｣



そのほかにもかぶりついてきたりする。





｢いっぱい遊ぼーね、A｣

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