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「 よぉデカ乳 」
「 場地てめぇツラ貸せ 」
ギャップの男、場地圭介。
そんなこいつは、
マイキーとケンチンの間で歩くわたしの後ろに回ると、
大きな手で当たり前のようにわたしの胸を触る。
「 …お前今日、ブラ合ってないんじゃね?」
「 えっ、なになんで分かるの場地 」
「 場地さん何言ってんスか… 」
「 おーまじで?俺にも触らせろ 」
場地の言葉に、
マイキー、千冬、ケンチンがそれぞれ反応。
ブラってやめろよ、せめて下着だろうが。
そしてなんで少しキツめの付けてきちゃって、
ちょっと抑え込まれてんの知ってんだよ場地お前。
ぐるっと勢いよく
わたしを見るマイキーとケンチンの目は、
まるで獲物を定めたかのような鋭い瞳。
つかお前らさっき触ったよね、やめろ。
「 いつもよりちっちぇ、俺もの足んねぇ 」
「 わたしはお前のモノではないんでね生憎 」
「 あ?テメェのモンは俺のモン、テメェの乳も俺のモンだろ 」
「 何言ってんだお前 」
どこぞのアニメキャラかお前は。
「 場地さん、俺にも触らせてください 」
「 千冬、もう触ってるよねそれ 」
「 Aが俺の名前呼んだ!!!!」
「 話聞いてくれ 」
唯一、少しだけいい子(?)だと思ってた千冬。
全然違ったらしいね。
そんな千冬は、
遠慮がちにわたしの胸を触っていた。
それを見ていたマイキーが、
『 ケンチン俺も触りたい〜!!!』って、
ぷくぷく頬を膨らませてグズりだす。
そんなマイキーを宥めるケンチンは、
『 揉みまくりてぇ 』ってぼそっと言っていた。
お前聞こえてるからね。
あとさ、お前らセクハラって言葉知ってる?
「 お前ら何やってんだ 」
聞き慣れない、初めて聞いた声。
場地に胸を掴まれたまま声する方を一斉に振り向けば
銀髪の左耳にピアスを付けた男の子が立っていた。
誰だ?って思ってると、
『 おっ三ツ谷じゃん 』ってマイキーの明るい声。
三ツ谷と呼ばれる男の子は
わたしの今の現状を見ると呆れるように笑って、
『 お前らさあ、』って言葉を続けた。
「 どう考えてもセクハラだぞそれ 」
その言葉に胸を掴まれながらも、
心の中で何回も深く頷いた。
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真弥 - 夢主ちゃん口癖「ばか」になってそう笑笑 これからも投稿頑張って下さい! (2022年12月10日 14時) (レス) @page25 id: 5ace0f76be (このIDを非表示/違反報告)
こはね - あの、この作品と関係なくて申し訳ないんですが、「マイキーとシジュウハッテ」の続編とリクエスト編?のリンクを貼っていただけないでしょうか? (2022年1月30日 8時) (レス) id: 7f91654289 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - おーい、夢主ちゃん何カップ??wめっちゃ面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月25日 17時) (レス) id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
獅子丸(プロフ) - このお話読んでたら、私まで夢主ちゃんのお胸揉みたくなりますww更新頑張ってください!応援してます! (2021年8月21日 15時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
こはね - イザナくんとの絡みも見たいッッ!ですッッ!! (2021年8月19日 23時) (レス) id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆた | 作成日時:2021年7月28日 14時